【東リべ】もし肝っ玉据わった女の子が東卍の味方をしていたら (ページ4)

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『アタシ出たい』

千冬｢はっ！？バカ……相手が誰だか分かってんのか。お前の実力はよく知らねぇけど、やめろ！｣

ぺーやん｢女なんだぞぉ……もっと身体の心配しろよ。オレが出る｣

『はァ？女ってのは理由になんないし……じゃあさ、ぺーやん。どっちが行くか勝負な！』

Aは右手で拳を作る

それを見てぺーやんも同じことをした

ぺーやん｢ジャンケンだぞぉ？｣

あっくん｢何してんだ……｣

山岸｢よく分かんねぇけど、この勝負で勝った方が魁戦にでるんだな……｣

｢『最初はグー！ジャンケン、ポン！！！』｣

『…………あ』

ぺーやん｢ぁ…………？｣

Aはパーを出し、ペーやんはグーを出していた

千冬｢ま、マジかよ｣

『シャァア！！！』

ぺーやん｢負けたら許さねぇからなぁ！！やってこいコノヤローッ！！！｣

『おっす！』

2人がジャンケンをしている間に、前に出ているタケミチを斑目は嘲笑った。

斑目｢オイオイ冗談はやめろよ東卍！！！！マイキー、ドラケン、三ツ谷にスマイリー。中心メンバーが1人もいないからってよぉ｣

『ﾎﾞｿ((………うっさ』

斑目｢魁戦の役者もいねぇのか！？｣

ザッ、

タケミチ｢！｣

その場が一気にザワついた。

その理由は、見たこともない＂女＂が斑目の前に現れたからだ。

東卍の51人目一条A

今回、魁戦の役者は彼女

斑目｢女ァ？｣

稀咲｢……なんだ？見たこともねぇ｣

イザナ｢ヘェ……｣

半間｢おもろ♡｣

敵陣営がそれぞれの反応をみせる

それは東卍内でも同じだった

｢おい、大丈夫なのかよ！？｣

｢ぺーやん君の方が良かっただろ……｣

｢アイツ、ただの隊員だぜ！？｣

タケミチ｢A………｣

そんな声を無視して

Aはタケミチの方を向いた。

『魁戦ってのはリーダーから出るもんじゃねぇーの。そこで控えてな。タケミっちの出る幕はまだ』

タケミチ｢！｣

タケミチの心臓が不安と責任感でドクンと脈打つ

そしてAは斑目の方へ振り向きなおった

『東京卍會壱番隊・隊員。一条Aだ。今日東卍に入隊した。肩書きはあんま無いけどよろしく』

ムーチョ｢今日入隊……｣

イザナ｢面白ぇ、東卍は人数足しのために女まで入れこむんだな｣

蘭｢可愛い〜。チッセー♡｣

竜胆｢堕ちたな……東卍｣