彼が優しいと少し怖いですね ページ48
目を開けると、見えたのはリヴァイの顔だった
どうやら私はベッドの上に寝かされているらしい
あれ…私、なにしてたんだっけ…
確か、エレン王子とそれから…たしか…
その瞬間、思い浮かんだライナー・ブラウンの顔
A「い、…いやっ！」
リヴァイとライナーの顔が重なってしまい、思わずリヴァイの顔を思いっきりはたいてしまう
そして、はっと自分のしでかしたことに気が付いた
A「あっ…す、すみません！！だ、大丈夫ですか、リヴァイ様…！」
そう思って体を動かそうとすると、思うように体が動かなった
ついでに、両手の掌が痛い
ものすごく痛い
どれくらい痛いかっていうと、それはもうリヴァイに教育という名のお仕置きをされたときのように痛くて…
リヴァイ「ほう…。お前の手の痛みは俺の教育と、同じぐらい苦痛なのか」
あ、やばい
全部聞かれてた汗
A「ま、まさか、そんなわけないじゃないですか。それよりも、けがはございませんでしたか？もし怪我をされていたのなら…」
リヴァイ「お前は俺よりも、自分の心配をしろ」
リヴァイは起き上ろうとする私をぐっと抑え込んで、ベッドに寝かせた
そしてそのまま、手で私の目を隠す
A「え、え、目をなぜかくし…」
リヴァイ「ちょっと黙ってろ」
軽く口づけをされたあと、目隠しをされたまま布団のなかから手を引っ張り出される
A「んっ…」
どうやら、手にまかれている包帯を取り換えてくれるようだ
A「あ、あのリヴァイ様。私、包帯なら自分で…」
リヴァイ「黙れといっただろ。お前はしばらく自分の体をみるな。あと、鏡を見るのも禁止だ」
A「えぇ！？い、いや、それは何かと不便が…」
リヴァイ「身の回りのことは俺がやってやる。今はおとなしく、俺に従え」
そう強く言われると、黙るしかない
しかし、変だ
あまりにも優し過ぎる
それに理由がわからない
しばらくして、包帯を変え終わるとリヴァイは目隠しを外してくれた
A「あ、の…」
リヴァイ「なんだ」
A「どうして、そんなにその…優しいのでしょうか…」
するとリヴァイは少し不服そうな顔をした
リヴァイ「俺が優しいと不満か？」
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しみにぬへすそ - ♪ (2015年9月12日 14時) (
レス) id: 37031e196d (このIDを非表示/違反報告)
鹿野蓮(プロフ) - 面白いぃ〜っ (2015年2月15日 22時) (レス) id: 916f29e9b3 (このIDを非表示/違反報告)
ファヨル(プロフ) - お話がいっぱいになってしまったので、新しく作りました！クリスマスバージョンを更新しているので、よければ見てください！ (2014年12月21日 11時) (レス) id: c8cc9c05ef (このIDを非表示/違反報告)
ファヨル(プロフ) - 紅茶さん» ありがとうございます！！更新遅くて本当に申し訳ないです！これからも、おもしろいと言ってもらえるように頑張りますねヽ(´▽｀)/ (2014年12月21日 11時) (レス) id: c8cc9c05ef (このIDを非表示/違反報告)
ファヨル(プロフ) - レモンティーさん» 面白いと言っていただけて、とても光栄です！いやいや、長文コメントめっちゃ嬉しかったですよ！ (2014年12月21日 11時) (レス) id: c8cc9c05ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ファヨル | 作成日時：2013年12月10日 19時
