課題からの現実逃避をしています（過去編） ページ45
私の問いに、彼の動きが止まる
そしてそれと同時に、驚いた顔をした
『…なにも、覚えてないのか？』
『え……？』
『…俺の名前はリヴァイだ。お前と、昔、一緒にいた』
その瞬間思い出した、遠い記憶
楽しかったあの日が、まるで降り積もったほこりを払うかのように、よみがえってくる
もう二度と、思い出してはいけないと思ってた
あの頃には二度と戻れないと、あれは夢だったんだと
生き地獄のような現実の中では、そう思わざる終えなかった
『あ……う、あぁ…』
気が付けば、ポロポロと涙があふれていた
もう枯れ果てたと思った涙が、次から次へとでてくる
視界がかすみ、うまく焦点が定まらない
これが、泣くということなんだ
これが、嬉しいということなんだ
これが、これが…
安心、なんだ
そのまま私はリヴァイを見た
『リ、リヴァ…イ……』
『なんだ』
嗚咽で、なかなか言葉がでない
『私はっ……も、う…何も……し、しなくてっ…いい、の……？』
『ああ、好きにしろ。好きに話せ、好きに泣け。食事も、風呂も、なにもかも、全部自由だ』
一度こぼれてしまった水は、二度と器の中に戻ることはない
けれど
新しい水をつぎ足すことはできる
からっぽになってしまった私の器に、新しい水が注がれていくように
涙と鼻水でぐしゃぐしゃにゆがんだ笑顔で、私はリヴァイに言った
『ありがとうっ…』
――――――――――
▼注意▼
ここからは、本編と一切関係ありません！
はい！というわけで、過去編は一応ここで終了です！
シリアスな雰囲気のあとに、なんでお前がでてくるんだっていうね
それは全力で謝ります、ごめんなさい！
さて、なぜ私が出てきたかというとお察しの通り、もしかしたら更新できないかも宣言するために出てきました、すみません
夏休み課題をさぼりまくった結果、このような事態に陥ってしまいまことにもうしわけないと思っております、ごめんなさい
で、でも、ちょっとは更新できるんで！
皆様に見捨てられないように、これからも頑張りたいと思っております！
では、これからもこの小説をよろしくお願いします！
眠らせてください→←思っていたよりも長く続きそうで悩んでおります（過去編）
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しみにぬへすそ - ♪ (2015年9月12日 14時) (
レス) id: 37031e196d (このIDを非表示/違反報告)
鹿野蓮(プロフ) - 面白いぃ〜っ (2015年2月15日 22時) (レス) id: 916f29e9b3 (このIDを非表示/違反報告)
ファヨル(プロフ) - お話がいっぱいになってしまったので、新しく作りました！クリスマスバージョンを更新しているので、よければ見てください！ (2014年12月21日 11時) (レス) id: c8cc9c05ef (このIDを非表示/違反報告)
ファヨル(プロフ) - 紅茶さん» ありがとうございます！！更新遅くて本当に申し訳ないです！これからも、おもしろいと言ってもらえるように頑張りますねヽ(´▽｀)/ (2014年12月21日 11時) (レス) id: c8cc9c05ef (このIDを非表示/違反報告)
ファヨル(プロフ) - レモンティーさん» 面白いと言っていただけて、とても光栄です！いやいや、長文コメントめっちゃ嬉しかったですよ！ (2014年12月21日 11時) (レス) id: c8cc9c05ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ファヨル | 作成日時：2013年12月10日 19時
