怒っているのですか？ ページ35
ジャン「A！！すぐに迎えに行くからな！待ってろ！！」
いや、待ってろと言われましても…
正直、今の私はどうしていいのかわからない
だって逃げ出そうにも隣にはミカサが目を光らせてるし……泣
そのとき、ふと視界にリヴァイの姿が目に入った
そしてそれと同時にリヴァイと視線が絡む
ドクンっと心臓が高鳴るのと同時に、目をそらしてしまった
な、なんとなく気まずい……
でも、私のためにここへ来てくれたんだよ……ね？
そう思って視線をもどすと、リヴァイはただじっと私を見つめていた
A「っ……！」
その射抜くような鋭い目を向けられ、思わず窓際から後ずさってしまう
怒ってるの？
エレンに対して？
それとも…私に対して？
ジャン「おい、そこのAの隣にいる女！ちょっときれいだからって、Aに手をだしたりしたら、招致しねぇからな！」
ミカサ「不毛。ねぇ、A、あの人斬ってもいい？」
ジャン「あぁ！？誰がうざいって！？」
ミカサ「そんなことは一言もいってない」
ミカサとジャンの言い合いが、隣で聞こえる
だけどその声もだんだんと遠くなっていく気がした
ただじっとリヴァイに見つめられ、その眼から視線をはずすことができない
……私はどうしたらよかったのかな
あの日の晩に、もしもアニに抵抗して連れ去られなかったら
最初から、リヴァイを信用していたら
こんなことにはならなかったのかな
気が付いたら、考えるよりも先に口から言葉がこぼれおちていた
A「リヴァイっっ！！！」
その大きな声も、周りの雑踏にかき消され、リヴァイに届いているかもわからない
でも、でも確かに、リヴァイはその眼を大きく見開いた
A「私っ…私、ここで待ってるから！リヴァイが来るの、待ってるからっ…だから、だから！」
ぐっと涙をのんだ
今は泣くときじゃない
A「早く助けに来なさいよ！このドS王子！！！」
その姿が見たくて（リヴァイ視点）→←チビと馬面は悪口ではないでしょうか？
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しみにぬへすそ - ♪ (2015年9月12日 14時) (
レス) id: 37031e196d (このIDを非表示/違反報告)
鹿野蓮(プロフ) - 面白いぃ〜っ (2015年2月15日 22時) (レス) id: 916f29e9b3 (このIDを非表示/違反報告)
ファヨル(プロフ) - お話がいっぱいになってしまったので、新しく作りました！クリスマスバージョンを更新しているので、よければ見てください！ (2014年12月21日 11時) (レス) id: c8cc9c05ef (このIDを非表示/違反報告)
ファヨル(プロフ) - 紅茶さん» ありがとうございます！！更新遅くて本当に申し訳ないです！これからも、おもしろいと言ってもらえるように頑張りますねヽ(´▽｀)/ (2014年12月21日 11時) (レス) id: c8cc9c05ef (このIDを非表示/違反報告)
ファヨル(プロフ) - レモンティーさん» 面白いと言っていただけて、とても光栄です！いやいや、長文コメントめっちゃ嬉しかったですよ！ (2014年12月21日 11時) (レス) id: c8cc9c05ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ファヨル | 作成日時：2013年12月10日 19時
