駆け抜けた青春～喜多崎高校男子バレー部物語～Second Season (ページ7)

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Volleyball 6 ページ7

部室に着いてドアを開けると

琳寧「おっ」

まつく「あ、ゆーとくんだ！」

琳寧とまつくが準備をしていて。

優斗「松倉先輩！お久しぶりです！」

まつく「おう！」

『なー琳寧、ジンはー？』

琳寧「執行部。まだ用事あるんだと。A同じクラスだから知ってると思ったのに」

颯「コイツ、今日おはようしか言ってないから。彼氏の癖に。登校タイミングも合わないなんてなんとも悲しい..........」

『おい！』

颯「ってことは途中までキャプテンは北斗先輩と樹先輩か」

『はしみずは？まだ飯？』

カイ「多分。LINEしたら行くー！って2人とも言ってたんで」

まつく「他聞いてない？」

優斗「はい。多分4人だと思います」

『因みに俺らの時も4人だった！』

颯「わ！超なつい！1組2組しかいなくて」

まつく「で、サウスポー連れてこいって言って琳寧に声かけたんだっけ」

『そうそう！俺ら岸先輩についていった！』

まつく「でもあの人、2年の初めから執行部だったでしょ？あの時何でいたんだろう？」

颯「裕翔先輩もいた！今年何？気合い入ってんの？」

『知らねー』

昔の話を混ぜながら着替えたりする。
そして、コートに着くと。

風磨「君たち待ってたよ！え！！君誰？色白っ！！！」

と準備を始めていた風磨先輩、勝利先輩、樹先輩、北斗先輩。

優斗「高橋優斗です！」

北斗「優斗もきたかー！！中学からの後輩高橋しかいない」

『同じ感じのオチさっきやりました』

樹「やったって」

北斗「知らんし！そんなん！」

それからはしみずの2人も合流して練習を始めようとしたその時だった＿＿＿＿＿＿

「A！Aハイル！？ワタシ、アノコとハナシがシタイノー！」

急にドアがガラガラと開き、現れたのは

まつく「エリーヌ！どうしたんだよ」

エリーヌ「カイト！Aは？ワタシ、アノコトハナシタイ！」

始業式にまつくのクラスに転入してきた美人な留学生の子で。

まつく「あいつ、今いないよ？執行部。何を話すんだよ」

エリーヌ「ナニヲハナスッテ！ワタシ、アノコトバレーガシタクテニホンニキタノヨ！！ナノニ、アノコ、バレーヤメタッテイウジャナイ！シンジラレナイ！セットクシニキタノヨ！！」

なんだよ、この外国人。
井ノ原と一緒でまたコイツを荒らそうとしてるのか。