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Volleyball 29 ページ30
顕嵐side
大阪から帰って俺らは順調に練習を重ねていた。
皆が皆って訳じゃないけど、調子はいいし、雰囲気も悪くない。
1年生も凄く伸びてて俺ら的には有難い。
でも................
Aの様子が明らかに可笑しい。
大阪から帰ってから。
何かあったの？と聞けばお父さん離婚調停中なのって言って特に自分には関係ない事で可笑しくなると思えないし。
紫耀と廉に聞いても知らない、お前の方がどうせ知ってるから自分で聞けだと。
聞いてこれなんだよ。
何かアイツ隠してんのかな？
エリーヌ「A！昼休みバレーしない？」
日本語が達者になってきたエリーヌ。
最初はこういった誘いにも乗らなかったのに
A「え！やるやる！行こいこ！」
その誘いにも乗るようになって嬉しそうに結構本気でプレーするようになった。
アイツの心の中で１体何が起きてるんだろう？
そんな事を思いながら数日間過ごしていた。
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作者名：きい
| 作成日時：2017年3月18日 19時
