Volleyball 26 ページ27
顕嵐side
ジン「こればっかは寂しいな〜」
そう言ってジンが俺に擦り寄ってくる。
『はあ？ジン気持ち悪いよ』
まつく「Aが同じ旅館にいない〜！寂しい〜って」
『ばーか。アイツは紫耀のとこにいるんだよ。兄貴と会ってるんだ。毎晩俺も会いに行ってる訳じゃねーよ』
まつく「会いに行ってるんだ」
『そりゃ行くけどそんな頻繁に行かねーし。おいまつく！お前真衣ちゃんに冷たいって聞いたけどどーいうことだよ！』
夕方、ご飯を食べ終えて風呂待ちを3人でしているとAの話題になった。
まあ俺はここぞと聞きたいことがあったから話題を逸らした。
ジン「あ！女バレのリベロの子？可愛いよね！まつく好きそ〜」
汐留真衣ちゃん、女バレのリベロの子。
レシーブが上手くて、よく放課後練習をしてる努力家な子。
まつく、あれ絶対タイプだから。
まつく「はあ！？んな事ねーし！何であんな女！！」
ジン「照れるな、照れるなって〜素直になれって〜」
『あ、俺、Aに協力してもらうよう伝言しよっか？』
まつく「はあ！？やめろ！！いい！！いいから！！」
泊まりの楽しみって男も結構一緒。
恋愛の話をしたり。
『え〜言った方が有利なのに〜』
まつく「はあ！？言わなくてもいい！顕嵐お前Aと何処まで行った？キスはしてるとして........」
ジン「やったか？やったか！！！」
『うるせー』
ジン「今日はいませんよ？下ネタ全開でいきましょー！」
まつく「いきましょー！」
『ったくお前ら』
Aのいない夜は中々寝させてくれそうもありません。
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作者名：きい
| 作成日時：2017年3月18日 19時
