【ヒロアカ】轟兄さん３【男主】 (ページ22)

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『はい、これで一学期の科学終わりだから夏休みは復習しっかりやっておけよ』

「せんせー宿題は？」

『ないわけないでしょ…あ、あと夏休み明けテストもあるからね』

いつも通りブーブー騒ぎ出すやつらが居るが無視

でも優しい俺は林間合宿のある彼らのためにいつもより少なめの宿題を提供する

「なにこれ多いだろ！」

『たかがワーク１冊で多いいうな上鳴』

「先生は夏休み、なにか予定あるんですか」

『俺はヒロアカの映画見に行くよ』

「？？？」

葉隠さんの質問にみんな頭の上がハテナになる

おっと、これは失敬

今のは忘れてくれ

『じゃぁ、楽しい夏休みを過ごせと言いたいところだけど。

林間合宿に向けて体調整えるように』

教室を出て明日から俺も夏休みだーとはしゃぎたいけれどヒーローには休みがない

『俺も有給欲しいな…国家公務員だよ』

「何言ってんだ。お前はサイドキックたちに任せっきりだろ」

『それが残念。みんな有給取り始めて…』

そう、この１ヶ月続々と有給の申し出が出された

普段頑張ってくれてるしみんなにみんな『いいよー』って言ってたらいつの間にか休む休むと増えていき１００人のサイドキックたちが２０人前後となってしまった

２０人て…

『相澤さん』

「断る」

『まだ何も言ってません』

「言わなくてもわかる。俺も忙しい」

『俺だって家族サービスしたいでーす』

結婚してないけど…

え？２５なんだからもうそろそろ考えろって？

余計なお世話だね。

と休みのないヒーローですが教師陣で今日は飲み会

「A君飲み過ぎじゃ」

『るせぇ、オールマイトも飲め』

「私飲めないし。A君飲まれてるよ」

ヒーローコスチュームを脱げばみんなただのおじさんとおばさ「A」…お姉さん

唯一俺はバレるという理由からサングラスをかけさせられている

個室だからいいじゃんって言ったら、それでもダメだと

「盛り上がってるかyeah!!」

「あれやりましょ、王様ゲーム！」

『…』

ミッドナイトさんの突然なそして恒例の言葉に俺たち男性陣は酔いが覚めた

もうこうなったら終わりなのだ。

だれも彼女には逆らえない

「王様だーれだ」

「僕ですね」

『１３号さーん！！！』

安定のというよりも男性陣が王様になることは全く危険性はない

問題はそう、ミッドナイトさんが王様になること

俺たちは毎回冷や汗をかきながら割り箸を抜く