【ヒロアカ】轟兄さん３【男主】 (ページ17)

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演習試験についての会議が行われた。

これから対ヴィランとの戦闘が激化する場合

今まで通りのロボとの戦闘は実践的ではないということ

『すみません』

「なんだ異論か」

『いえいえ、俺も試験内容の変更は賛成です』

「じゃぁなんだ」

『俺、この日出れません』

シンと静まる会議室と教師陣の目線が一気に刺さる

司会進行をしてた相澤さんは呆れた顔をして大きなため息

「A君は忙しいからね」

「校長、こいつを甘やかさないでください。なんで予定を入れた」

『だって毎年ロボだったから俺いいかなって』

「バカか。変更できないのか」

『俺今度映画に出るんです。みなさんよかったら見に来てくださいね』

と宣伝すると

今度は映画か～と会議室が賑やかになる

校長に至ってはこれを機に校内にも映画館を作ろうと言っている

「静まりなさい！」

ミッドナイトの声に教師陣が静かになる

そうだ、今は演習試験の内容について話し合っていたところだ

はっ！とした教師陣が少し反省するが

「恋愛もの？」

『恋愛ものだけど俺は脇役だから』

「なんだぁーAのキスシーンはまだ見れないのね」

『いや、俺はそういうのはしません』

ミッドナイトの質問も終わりオールマイトの言葉で本題へと戻る

「ではA君の空いた穴を埋めなければならないね」

「それじゃ、僕が入ろう」

「校長が、ですか」

『お！お願いしまーす。手加減しなくても加減はしてあげてくださいね』

「任せておいてよ！」

ということで演習試験が始まる

それぞれの個性の相性だけじゃない

その場の判断も重要になる

みんな合格すればいいけど