95 ページ35
腹の膨れた棘にさっきの続きと近づいたら完全に拒否られて、先にシときゃ良かったと若干不機嫌になりながら自室へ戻る
この後棘は任務があるらしいので邪魔になる前に俺もこの後気分転換に出かけようかなと思いながら自室のドアを開いた
「…」
バンと開けてはスグにまた閉じる
めんどくせぇ…とここが自室であることを念の為確認してもう一度ドアを開ける
『おい』
「…」
『お前暇人なの?』
すっかり忘れていたがまさかまだ部屋にいたとは思っていなかった存在。
話しかけてもいつまでも口を開かない悟はベットの前で体育座りをしており俺はそれをよそにベットに横になる
『悟』
すぐ目の前にある悟の後ろの髪、刈上がってる部分を人差し指で何度か触ってそのまま指を黒い布に引っ掛けて下にずり下げる
それでも反応はなくて、もしかして寝てるのか?と後ろから見る限りはわからない。
仰向きからうつ伏せに寝返ってそっと覗き見るようにこいつの左肩上から身を乗り出し顔を出して見る
『起きてんじゃん。』
さっきの棘とは違うも、ぷくっとふくらむ頬
それを指で挟み空気を抜く
ムスッとしても蒼は綺麗で、なんだかんだ俺もこいつにアマイなとつくづく思う
『そんなに食いたかった?』
「…」
こりゃ作らなきゃこいつの言ってた用も伝えられないまま不機嫌が続くだろう
だからと言ってこんな状態で作ってもどうせ拗ねたこいつは「いらない!!」と欲しいくせに拗ね続けるのも目に見えている
『悟、』
そのまま後ろから頬に口をつけてそのまま左耳にも同じく唇を落とす
触れるだけ
『俺のこと、好き?』
ピクッと反応したこいつは顔を後ろに向けてムスっとしながら「ずるい」と言う
『親は子供に無償の愛をくれるんだろ』
「あげてんじゃん僕ばっか」
『なに、欲しいの?』
「欲しい」
『ふーん』
仕方ない。と半ば思い通りの展開に次の行動を
ベットから上がってフライパンに火をつけて油を
全く手のかかるでかい子供だ
「A、すきだよ」
『あっそ』
1750人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ミラ(プロフ) - 要さん» あまあまのあまが見たいです!!絶対ドロドロでしょ笑 真綿に包んでそっと大切に宝箱に仕舞い込んでそうな感じしません??ふふふふ (2021年1月17日 22時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - 要さん» あまあまのあまが見たいです!!絶対ドロドロでしょ笑 真綿に包んでそっと大切に宝箱に仕舞い込んでそうな感じしません??ふふふふ(^ ^) (2021年1月17日 22時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
要(プロフ) - ミラさん» リクあじゃっす!!でも今でも結構ごじょせんあまあまのあまよ。もっとあまあまにしてってことかいな?ふふふふふ (2021年1月17日 22時) (レス) id: dc654e081f (このIDを非表示/違反報告)
ミラ(プロフ) - リクエストなのですが、夢主さんが女の子だったらバージョンも見てみたいです!絶対女の子なら五条先生ゲロ甘で距離感バグだろうな〜と思いまして笑笑 ご検討ください(o^^o) (2021年1月17日 20時) (レス) id: 23e9cd344d (このIDを非表示/違反報告)
要(プロフ) - mさん» あぁぁ、mさんありがとうございます。そう言ってもらえてすごく嬉しい…うぅぅ、心に沁みてゆくありがとうございます。 (2021年1月13日 22時) (レス) id: dc654e081f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:要 | 作成日時:2020年12月14日 18時