【呪術廻戦】花占いで嫌いが出た【五条悟】

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『五条君謝らなくて良いから』

「あ、あ。エプロンのAさん…新婚夫婦ｯ…」







頭をあげると広いアイランドキッチンで料理をしている彼女

もうお洒落でもうAさんに似合う。完璧。








「昨日のこと、全然覚えてなくて…」

『うん。そうだと思う』

「聞きたいことたくさんあるんだけど」

『うん。そうだと思うけど、五条君質問は１０個だけに厳選して』

「じゃ、じゃぁ。…ここ、Aさんの、い、家？」

『そうだよ』









わかってた。

わかってたよ。

だって息を吸うたびにAさんの匂いがするんだものッ！！！








正座してた僕はヒューとそのまま後ろに倒れる

頭を強打したけれど、今はそんなことどうだって良い

彼女の口から彼女の家だと聞き自然と涙が溢れる

だがハッとしてすぐに座り直し一番聞かなければいけないことを聞こうと胸に手を当てる








もうバックバクの心臓

一度ゴクリと唾を呑みこんで口を開く









「僕！Aさんとニャンニャンチュンチュンしたのッ！？」


『…』









あ、

Aさんの明らかに引いてる顔が僕を見下ろす


すごい興奮する


あは、あははは









『五条君が私のお酒をのんで酔っ払ってしまって。

それからあなたを家に届けようと思ったのだけれど

家はわからないし、高専についても私から離れないしで、どうしようもないから私の家に連れてきたの』





「大変ご迷惑をおかけしました…で、あの。ベットは。」




『私の』









正座してた僕はヒューとそのまま後ろに倒れる

Aさんのベット…Aさんがいつも寝ているところ

こんな形で彼女の寝台に就くだなんて誰が予想するだろう

多幸感に一人涙を流す

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