【呪術廻戦】花占いで嫌いが出た【五条悟】

24枚 ページ24

「Aしゃぁ〜ん、だーいしゅき、しゅきしゅきしゅき」





高級感漂う料亭

広い御座敷の個室にお料理がズラリと並ぶ

お皿１枚とって見ても上品な物で芸術と食の融合

そういうお食事なのに対し、私の膝に頭を擦り付ける五条君と「申し訳ありません」と総出で頭を下げるこの店の支配人達

この様子から五条君がお酒を飲めないと知っているらしい。








『いいえ、お気になさらず。お料理いただきますね』







部屋から出て行った彼らは良いとして、この最強さんをどうしようかとため息をつく


遡ること数分前、高専から五条君にエスコートされ着いたお店


見慣れない私服の五条君はガチガチに固まっていていつもの彼とは別人のように緊張しているらしかった








『五条君大丈夫？』

「え、大丈夫大丈夫…えっとAさんお酒飲む？」

『でも五条君飲まないでしょ？』

「僕は飲まないけど気にしないで、すごい美味しいらしいお酒あるみたいだからそれ頼もう。」






と、私のために頼んでくれたお酒と五条君の頼んだお水

色が同じそれは何かの手違いで逆に配膳されてしまったらしく一気に飲み干した五条君は瞬間、ガァン！！！と机に頭を強打した







『五条くんっ！？』

「へ、へへへへへ…ｱﾊﾊッ、Aしゃ〜ん」






とこんな感じ。

25枚→←23枚

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す