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「桜庭?」
「虎杖!Aは」
伏黒たちに変わり特級呪霊を倒すべく東堂と駆けつけると桜庭がグッタリとした姿で呪霊に捕まっていた。どうやら気絶しているらしい
伏黒によるとあいつの目的は桜庭だという
「このままだと連れて行かれるってことか。じゃぁ助けねぇとな」
気合を入れ直し第一に桜庭の救出を考え攻撃をするが相手も意地でも桜庭を連れて行きたいのか、どれほど拳を入れても"黒閃"で打ち込んでも離す気配はない
「こちらが手を出せないと思って桜庭を囮にしているな。」
「じゃぁ、一発あいつごとぶん殴れば」
「いや、桜庭から呪力を感じられない」
「どういうこと?」
「今のあいつは一般人も同然、
呪力を感じられないと東堂の口から聞いて唖然とする。
俺の知ってる桜庭はいつでも余裕そうに呪いを祓って、強い奴だったから
「桜庭!今助ける!」
今すぐにでも目を覚まして余裕そうにあくびをしながら、簡単に祓ってくれるんじゃないか
「桜庭!起きろよ!」
俺の投げかけた言葉が届いたのか薄ら目が開き、口元が少し動く
__壱の舞、壱式…
「ッア、クッ…なんだ、。これっ!」
信じられないほどの重い圧に体が地面に押し付けられ俺、東堂、呪霊の体は地に伏す
俺はわかる。術式じゃない、これは桜庭の呪力
上から押し付けられるそれに息ができなくなりそうなほど
「さ、くらばっ!」
そして気がつくと俺らを上手いこと避け、辺りは火の海と化していた
前に五条先生が戦った呪霊の領域よりも赤く、火の粉が飛び回りながら
炎はあの呪霊を襲い、右半身から焼けボロボロと崩れていったが呪霊はどうにかしてその場を離脱した
追いかけたくても体が動かない
解放された桜庭は突っ立ったまま、何度声を欠けても反応しない
このままだと、_死ぬ_
・
「A、大丈夫だよ」
気づけば帳は消えていて五条先生が桜庭を抱き寄せた
俺たちにかかってた圧と周りの炎は一瞬に消え、辺りは先ほどまで燃えていたのに何もなかったように焦げても焼けてもいなかった、肺が空気を求め吸う
「五条先生!桜庭は!」
「大丈夫気絶してるだけ…呪力もなくなってる」
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emi(プロフ) - 公開してくれて嬉しいです( ; ; )ありがとうございます!!!!! (2022年1月5日 3時) (レス) id: 9780e6361f (このIDを非表示/違反報告)
チベスナ顔の中3男子(チベスナとでもどうぞ!) - 俺「領域、展開ッッッッ!!」リア友「無臭空間ッッッッ!!」※正しくは五条先生の領域展開※ 俺「いや待て、無臭空間じゃないやんwww」リア友「えwww無臭空間やないんwwwww」俺「無量空城なwwwwww」ってことがありました(いらない情報) (2020年12月22日 21時) (レス) id: 5d8b13751b (このIDを非表示/違反報告)
要(プロフ) - りんさん» おまたせしましたー!続編でもよろしくでーす (2020年12月21日 16時) (レス) id: dc654e081f (このIDを非表示/違反報告)
りん - 続きが気になりすぎます!!続編全裸待機です!! (2020年12月20日 23時) (レス) id: 95085d37bb (このIDを非表示/違反報告)
要(プロフ) - 天さん» rrrrrrりょういきiiiiiiてんかぁああああああいいいいいいい (2020年12月16日 2時) (レス) id: dc654e081f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:要 | 作成日時:2020年11月29日 14時