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『ッチ…、あぁあああ』
頭をグシャグシャにかく
3級の呪いが彼に向かい突進してくるも案の定それは黒い塵と化した。あの日のことが頭から抜けない
なぜ俺の術が効かなかったのか、なぜ俺があいつの呪力を察知できなかったのか
『はぁ…にしても今日の任務雑魚すぎんだろ』
何度考えても答えはわからない。それよりもAは今日の任務に違和感を覚えた。
いつもなら最低でも2級以上の呪霊の案件であるにも関わらず今日の任務は3級4級の格下の呪いばかり、本来なら新人呪術師だったり虎杖達のような学生が受け持つ任務だ
『人手不足にもほどがあるだろ』
悟も今日は出張で取り残された1年の奴らも3人揃って任務があるとか…
『あと残り1、2、3、4、…』
ゴミのように残っている任務を数えるのも嫌になりその場から立ち上がると着信音が鳴る
画面を見ると補助監督の伊地知さんからで珍しいなと着信を出るといつものなよなよした声が10割増しで頼りなく、そして焦りの色をのせていた
「桜庭くんっ、き、緊急応援をお願いします」
『あぁ?無理です。今日までにあと10件以上任務が…』
「特急仮想怨霊の呪胎が変体し、…」
『はぁ…めんどー』
「緊急事態で_一年生が_」
『は…?』
耳を疑うほどの出来事に眉を顰める
そんな緊急事態を1年生に回すだなんて、ましてや引率もなくあり得ない
『今すぐ向かいます!場所は』
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leon(プロフ) - 初コメ失礼致します。連載されている頃からずっとこの作品が好きです!また読めて嬉しいです! (2022年2月1日 23時) (レス) id: adc2534afa (このIDを非表示/違反報告)
要(プロフ) - アロンさん» お待たせしました、待っていただけていたなんてうれしいです。楽しんでいただけたら幸いです。 (2022年1月4日 22時) (レス) id: dc654e081f (このIDを非表示/違反報告)
要(プロフ) - のれちさん» こちらこそ、また読んでいただけるなんて嬉しいです。ありがとうございます (2022年1月4日 21時) (レス) id: dc654e081f (このIDを非表示/違反報告)
アロン(プロフ) - 公開待ってましたー!!作者さんにも色々あったでしょうに、公開してくれてありがとうございます!!これからも応援し続けます! (2022年1月4日 18時) (レス) id: 39d8d24e35 (このIDを非表示/違反報告)
のれち - 1年前(?)ぐらいからずっとこの作品を読んでいて、非公開になった時は「ファ?」ってなっていたけどもう一度読めるなんて、、、嬉しすぎて語彙力がもうなんか泣きそう😢 (2022年1月4日 15時) (レス) id: 1af6bcdd02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:要 | 作成日時:2020年11月17日 22時