２話 ページ3
貴「電ちゃん･･･？」
上「A!?」
それは昔からよく知る人物だった。
従兄弟の上鳴電気だ。
まさか雄英生だったとは･･･。
貴「ほんとに電ちゃん!?」
上「おう。」
貴「ううう･･･立派になって･･･!!」
上「おいおい大丈夫かよ･･･；；」
貴「ご、ごめん!つい･･･」
上「いいけどよ･･･なんでこんなとこにいんだよ。今日平日だろ？学校は？」
う・・・・。痛いところを突かれる。
本当はぎりぎりまで言いたくなかった。
けれど、聞かれてしまったからにはいうしかない。
貴「そうそう！ それを話そうと思ってたんだ！えと…私実は雄英に転入しようかなって…。」
上「…え？」
〜〜〜〜〜一か月前〜〜〜〜〜
先生「おい光臣！」
貴「は、はい！なんでございましょう！」
先生「どうしたんだ(笑) お前に話があってな。教務室まで来てくれんか？」
貴「え、あ、はい。わかりました。」
いきなり教務室に呼び出されて、なんだろうと思っていたら、先生がいきなり話し出した。(うちの高校は生徒の数が少ないので先生は誰に対してもフレンドリーなのだ！！)
先生「あのな光臣。お前の成績を見込んでの話だ。」
貴「？」
先生「雄英に転校しないか？」
貴「……………ええええええええ！？！？」
先生「いきなりで飲み込めないとは思うが、一応願書もらってきちゃったから…」
貴「それ絶対行かなきゃいけないやつじゃないですか！！！」
先生「よろしくな！！」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
貴「と、こういうことです。」
上「な、なるほど…。ということはAが雄英に来るってことだな！」
貴「まあ、あながち間違ってないけど…」
上「それで、今日は何しに来たんだ？」
貴「け、見学かな、願書があれば通してもらえるよね？」
上「いけるんじゃね？」
貴「て、てきとう…」
貴「でも私こんなでっかいところ迷いそうで怖い…。電ちゃん一緒に来てくれねえ？」
上「…！？」
あ、私なんかいっちゃった…。電ちゃん神妙な顔してる。
やばいな…。夕方には新幹線のらないとだから早めに終わらしたいのに…。電ちゃんいたら楽しくなっちゃう…。
上「べ、別にいいけど、はぐれるんじゃねえぞ？」
貴「え、いいの！？」
上「当たり前だ！」
貴「ううう…やっぱり立派になって！！」
上「おい！」
〜次回 一緒に学校を回ります。〜
続く (更新停止中)
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作者名：おまめ | 作者ホームページ：https://twitter.com/kanamame0315
作成日時：2016年10月27日 21時
