❀8話 ページ10
『そりゃ、小野という姓はどこにでも居ますよ。』
閻魔「そうだよねぇ。たまたまなんじゃないの〜？」
亡者の記録を記した巻物を、ジャラっと閻魔大王の机に広げる
鬼灯「私もそんな事は奇跡に近いことだと思いましたが…。
これは篁さん以降の亡者家系図です。」
篁「おぉ…懐かしいですね！」
4人は食い入るように巻物の家系図を見る
確かに小野篁以降の亡者に関して書かれていた
鬼灯「最近は偉人のご遺族、まぁ後に亡者としてこちらに来られる方の名簿も作っていますので。」
閻魔「その中にAちゃんの名前もあるね…。」
『結構こと細かに書かれているんですねぇ。』
閻魔大王と篁は、ことが繋がったように口を開いた
篁「……ということは、」
A以外の3人が、Aに視線をおくる
閻魔「Aちゃんは…」
鬼灯「ええ、小野篁さんの遠い子孫という事になりますね。」
『篁さんが、私の…
ひぃひぃひぃひぃひぃひぃひぃひぃひぃ……おじいちゃん？』
篁「えぇー、此処でおじいちゃん呼びは嫌ですよ〜！」
閻魔大王も謎に頷いて、この2人はどこか似ている…と思った
鬼灯は何となく分かっていたが、中々のレアケースというよりもデジャブ感に何とも言えない顔をしていた
『だからじゃないですか？』
閻魔「ん？どういうことだい、Aちゃん。」
『本来ならただ井戸に落ちるだけですが、どこかしら篁さんの血を引いている事もあり此方に辿り着いたのでは…？』
ふむ…、と考え込む3人
閻魔「でもさぁ、まだ亡者じゃないなら此処にいちゃ駄目じゃない？ねぇ、鬼灯くん。」
鬼灯「そうですね、Aさんはまだ生者なので現世に戻す必要があります。
その前にひとつお願いが。」
鬼灯はAの前に立つと、
鬼灯「現世視察を兼ね、Aさんの学生の立場を貸していただきたいのです。」
篁「さすがにバレませんかそれっ!!?」
『まぁ…リモート授業とかもあるので、それなら大丈夫かと｡』
閻魔大王は何か言いかけたが、口を閉じた
それを見逃さなかった鬼灯は溜息をついた
鬼灯「女装なんてする訳ないでしょ！」
閻魔「っえ！なんで分かったのッ?!!え…ちょっ待っ……」
この後ボコられたのは言うまでもない
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ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» 白澤と同じで東洋医学の研究してたはずなので、多分作ろうと思えば作れるのではと！ (7月25日 21時) (
レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 鬼灯さん、薬膳作れるのかな…？😅 (7月25日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» Namiさん、ありがとうございます( ߹ㅁ߹)やっと熱下がったので、頑張って書きますね！ (7月12日 13時) (レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 夏風邪ですか…お大事に。鬼灯さんも待っててくれるはずですから。 (7月12日 10時) (レス) @page36 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KΛNΛ | 作成日時：2023年6月11日 14時
