❀6話 ページ8
ていうか、"亡者"って言ったよね今。
てことは私、井戸に落っこちて死んで今彼の世ってこと？
『え……詰みですか？』
鬼灯「賽の河原の話ですか？」
『と、いいますと…』
何だか話が脱線して賽の河原について聞かされた。
亡くなった子供が石を積む賽の河原があるようだ。
鬼灯「賽の河原、つまり三途の川にも貴女は行っていないということになりますね。やはり……」
『あの、私は
辻褄があったかのように軽く頷く鬼
鬼灯「そうですね…、私と来てください。」
『えぇ……？』
そう言うと私の腕を掴み、どこかへ連れていこうとする。
ただ意外にも殴ったことを反省しているのか否か、私を引く力は優しかった。
前言撤回。
おっきな門に【閻魔殿】の文字。
え、この人まさか………
鬼灯「まずは閻魔大王に会っていただきます。」
『地獄行きにされますか？』
鬼灯「まだ分かりません。」
閻魔大王といえば、あの怖くて大きくて［地獄行きー！］って言う。小さい時に図書館なんかで見た、恐ろしい顔の閻魔大王で間違いないだろう。
重そうな扉がギィィっと音を立てて開く。
すると、
「あぁぁ！鬼灯くん、おかえり〜〜♪」
何か奥でぽやんとした声がする。
鬼灯「チッ…」
舌打ちをしたかと思うと金棒を、声のする方へぶん投げる。
ガゴオオォォォォォン!!!!!!!
「うぎゃぁぁぁぁああああ！？」
何とも凄い音と悲鳴が……
『すごい命中率ですね。』
鬼灯「いつもの事です。まったく…困ったものですよ。」
スタスタと歩きだし､奥へ行くと大きな大きな人が倒れていた｡
それをキッと睨みながら、
鬼灯「閻魔大王！お客様ですよ、いつまで寝ているんです！」
閻魔「えっ…鬼灯くんがやったんじゃn＿＿＿」
鬼灯「はいはい、席について。」
金棒を拾い上げ、閻魔大王と呼ばれた巨漢にぐりぐりと押し付ける。
閻魔「ちょっ……分かった、分かりましたぁッ!!!」
これが天下の閻魔大王……。
閻魔「あれぇ？今日の裁判は全部終えたはずだよね？」
鬼灯「ええ。この方"冥土通いの井戸"の中にいまして、現世から
閻魔「この方って……君ねぇ。お名前はなんていうの？」
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ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» 白澤と同じで東洋医学の研究してたはずなので、多分作ろうと思えば作れるのではと！ (7月25日 21時) (
レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 鬼灯さん、薬膳作れるのかな…？😅 (7月25日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» Namiさん、ありがとうございます( ߹ㅁ߹)やっと熱下がったので、頑張って書きますね！ (7月12日 13時) (レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 夏風邪ですか…お大事に。鬼灯さんも待っててくれるはずですから。 (7月12日 10時) (レス) @page36 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KΛNΛ | 作成日時：2023年6月11日 14時
