❀35話 ページ37
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唐瓜「まぁ、閻魔大王や鬼灯様に比べればヒヨっ子ですが。」
唐瓜も茄子の向かいにお盆を置き、席に着く
鬼灯「小鬼と言えど立派な成人､Aさんより年上です。」
『え、そうなんですか?!』
てっきり自分よりも年下だと思っていたAは、
閻魔「2人とも実年齢よりも若く見られるけど、実際はねぇ｡」
茄子「Aさんは鬼じゃないの？角なくない？」
金魚草フライを食べながら､自分の頭をサッと撫でた
鬼灯「Aさんは鬼ではなく亡者です。ほら、桃太郎さんとか、一寸法師さんとかもそうでしょう？」
唐瓜「なるほどなぁ…。Aさんは何処所属なんですか？」
質問攻めにされるが、その度に鬼灯が代わりに応える
何せ閻魔大王と鬼灯の食べるペースにはついていけないのだ
鬼灯「所属は閻魔庁です。私の直属の部下ということで。」
茄子「すげぇ〜大出世。しかもそれ現代の服だよね？」
唐瓜「それ思った、お洒落ですよね〜！」
Aは現世からそのままの格好で来たため、服は普通の洋服だ
しかし、地獄の者は皆と言っていい程に和服
『私も和服にした方が良さそうですかね？』
閻魔「まぁ決まりは無いけど、和服の方が馴染むかなぁ？」
ふむ…、と自分の服を見ながら再度箸を進める
和服はあまり着慣れないのと、着付けが難しい点が拭えない
人知れず悩んでいると、
「あら､皆さんお揃いで。」
と優しい声が後ろから聴こえた
唐瓜「おっ､おｯ、お香姐さん!!」
『先程はどうも。こちらの席、座りますか？』
残り一つの空いている席を勧めるA
お香「ありがとう、お邪魔するわね。」
『お香さんも夕食は、いつもここでなんですか？』
お香「いつもってわけでは無いけど、結構来るわよ。」
部署が違うだけで、閻魔庁の管理下に置かれている衆合地獄
そのため閻魔殿の食堂は、管理下に置かれる全ての部署の者が利用している
閻魔「鬼灯くんとお香ちゃんは、結構一緒に食べてるよねぇ」
唐瓜「えッ?!そ､そそそそそそ､そうなんですか!!?」
閻魔大王の一言に少しざわめく、このテーブル席
鬼灯「まぁ時間帯がかぶる時は、一緒に食べています。」
お香「ひとりで食べるよりはいいわよねぇ？」
鬼灯とお香の不思議な距離感に、Aは少し変な気持ちになった
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ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» 白澤と同じで東洋医学の研究してたはずなので、多分作ろうと思えば作れるのではと！ (7月25日 21時) (
レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 鬼灯さん、薬膳作れるのかな…？😅 (7月25日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» Namiさん、ありがとうございます( ߹ㅁ߹)やっと熱下がったので、頑張って書きますね！ (7月12日 13時) (レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 夏風邪ですか…お大事に。鬼灯さんも待っててくれるはずですから。 (7月12日 10時) (レス) @page36 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KΛNΛ | 作成日時：2023年6月11日 14時
