❀12話 ページ14
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食堂のど真ん中で叫ぶ閻魔大王と篁
鬼灯は2人をそっちのけで、"いただきます"と言う
閻魔「ほ、鬼灯くんッ！！進展早くない？！え、手出すのが早すぎるよ!!儂、心配なるんだけど!!!ねぇ、聞いてる?!!
鬼灯むぐぉッ＿＿?!」
鬼灯「黙って食え！」
再び騒ぎ出した閻魔大王の口に、シーラカンスの身を押し込む
昼の食堂のど真ん中で"進展が早い"だの"手を出した"だの
それを言われているのが補佐官様なので、当然ザワつく
獄「ほ…鬼灯様が女絡み?!」
獄「あの鬼灯様だぞ？なわけねぇだろ！」
獄♀「白澤様じゃあるまいし…。ねぇ？」
獄♀「また閻魔大王の早とちりでしょ？((ｸｽｸｽ」
一瞬だけ騒然となるが、閻魔大王よりも鬼灯の信頼度が高いのか直ぐに"閻魔大王の早とちり"で片付けられた
篁「鬼灯様、えっと…Aさんとは。」
鬼灯「別に何もありませんよ。」
篁「まぁお相手が鬼灯様なら、安心ですけどね♪
爺さんの立場からしたら、貰って欲しいくらいですよ〜」
篁はそうカラカラ笑いながら、定食を食べ始める
先程口に突っ込まれたシーラカンスを飲み込んだ閻魔大王
閻魔「あっ、その卵焼き美味しそう！」
鬼灯「あげませんよ？」
弁当箱を隠すようにして、ふわふわの卵焼きを一口で食べた
冷めてもふわふわな卵焼きは、優しい甘さが口に広がる
「あら、可愛らしいお弁当ねぇ？」
声のする方を見ると、蛇帯を巻いた笑みを浮かべる女性
篁「お香さんでしたか！お疲れ様です。」
お香「お久しぶりですわねぇ𑁍𓏸𓈒」
閻魔「やぁ、お香ちゃんもお昼休憩かい？」
お香と呼ばれた女獄卒は、お膳をテーブルに置く
お香「えぇ。私も同席してよろしいかしら。」
もちろんだよぉ〜、と椅子を引く閻魔大王に頭を下げるお香
衆合地獄の主任補佐の立場にある
鬼灯「お疲れ様です。」
お香「鬼灯様、現世視察はどうでしたか？」
鬼灯は可愛いキャラ弁に視線を落とすと、
鬼灯「今回は変わった視点からも調査ができたので、それなりに有意義でしたよ。有能な人材も見つけましたし…。」
そう言ってミニハンバーグも口に放り込む
お香「そう、それは良かったですわね。」
篁「私はそろそろ秦広庁に戻ります！ご馳走様でしたぁ〜」
閻魔「ありがとうね、篁くん！」
篁は定食を食べ終え一礼すると、秦広庁へと帰って行った
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ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» 白澤と同じで東洋医学の研究してたはずなので、多分作ろうと思えば作れるのではと！ (7月25日 21時) (
レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 鬼灯さん、薬膳作れるのかな…？😅 (7月25日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
KΛNΛ(プロフ) - Namiさん» Namiさん、ありがとうございます( ߹ㅁ߹)やっと熱下がったので、頑張って書きますね！ (7月12日 13時) (レス) id: 69c8e0248c (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 夏風邪ですか…お大事に。鬼灯さんも待っててくれるはずですから。 (7月12日 10時) (レス) @page36 id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：KΛNΛ | 作成日時：2023年6月11日 14時
