がさつな彼女は松川の彼女

第20話 大王様と王様 ページ21

貴『影山くん、？』



影『……？………！！！』



びっくりした顔の彼は
今の状況を理解出来てない。







すると、坊主の男の子が
頭を抱えながら






『あぁぁあ！？影山に他校の知り合いがいたん
だなんて！！』


しかも、女子ィィィィ！！


と雄叫びをあげながら
発狂する






影『…………椛先輩、すっか、？』


と、眉をひそめて
心配しながら聞いてくる、







及『ちょっ、飛雄ちゃん！もしかして忘れてたの！
Aちゃんのこと！』





何その、名前言う前の間！！
のぷりぷり、怒る及川







影山くんは、え、もしかして間違ってた、
って顔して焦る、







私は慌てて

貴『あ、合ってるよ！合ってるから
影山くん！大丈夫！
覚えててくれて嬉しいなぁ、ありがと！』






と、笑うと
良かったと一安心する影山くんと








また、発狂し始める坊主の子

うおぉぉ！笑ったぁぁぁ！！
って言って








流石に、私もびっくりしてビクッとさせると
こら田中っ！とこのチームのリーダーぽっい人が


『す、すいません』




と謝る、






私は、い、いえ！こちらこそ
と、笑う





及川が視線に入る
彼は少し





不貞腐れた様な顔つきに
なりながらも、コロッと変えて






黒いジャージの
人たちに宣戦布告とかして


出て行ってもらってた。





黒いジャージの人たちが、青城の門から
出て行くとき、






影山くんが、すっと、頭を下げていたから
私は、手を振った









そして、及川と私だけになる、




貴『んー、やっぱ影山くんって可愛いよね』


と話しかけると


及『えー、Aちゃん、趣味わるー、』

とバカにされる



私はカチンっときたから
取り敢えず8ブンで買った


牛乳パンをぶん投げてやった



及『うわっ！危なっ！……ん？これ、
牛乳パンだ、』

と、投げられものを気づく及川




もちろん、彼が牛乳パン好きなのは知ってる
そりゃぁ、ずっと、言われてきましたからね、





たまたま、8ブンにあって
たまたま、買っただけだけど、






貴『それ、食べていいよ、
あげる、あ！一静とか花巻とかには
言わないでよっ！』





と、言うと




彼は、目を輝かせながら、




及『うんっ……！！』




綺麗に笑った、

牛乳パン、そんなに欲しかったのか、
と思う、


私は、取り敢えず
及川と別れて、教室に向かった



小説、小説



職員室からもらった鍵を
教室にさし


入る



私の席の引き出しの中には
小説が

第21話 大王様と王様→←第19話 大王様と王様

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーナンバー

8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す