がさつな彼女は松川の彼女

第42話 気づいた恋心 ページ43

目の前にいる彼に


びっくりしすぎて


どうすればいいの、




周りの人達は、


ほとんど居なくなっていた、



私、そんなに寝ていたのか



でも、何で、

彼は


帰らなかったのか、と思ってしまう



だって、私と接点なくなったみたいな


もんなのに、




どうして、私が起きるまで


ここにいたの、

って



聞いてみたい、




貴『あ、の、なんで、先帰らなかったの、？』


なんて、



私、どもりすぎ、



聞きたい事が直球過ぎやしないか、
と思ってしまう、




なんか、私が彼に




早く帰って欲しい、みたいな言い方じゃないか、





失礼だ、




松『、、、、は、話したい、と
思ったから、ってゆう、理由じゃ駄目デスカ、』





最後の方の言葉は、




彼は、顔を隠しながら




今さっきの、余裕のあるような
感じじゃなくて、






恥ずかしそうに、彼の

すこし、赤い顔が見える、




そんな、反応しないで、


いや、調子のっちゃうよ、





話していなかった期間のせいかな、


彼と話すのが貴重に思えて、



貴『え、、だ、駄目じゃないです』


なんて、

彼に、変な返事、







彼が、偶々友達が図書委員で




図書室の鍵を


持っているらしく、


それを、貰って、今持っているらしい、





私が、寝てるせいで


待たせてしまった。






取り敢えず、謝らないと、




貴『あの、気を使わせてちゃって
ごめ、、』




と、謝罪の気持ちを言おうとした時


彼は、


ストップ、と言う、


松『謝る必要なしだろ？
いいんだよ、俺が好きで待ってたんだから、』


って、


それって、




私のために、


もう、顔が徐々に


赤く、りんごみたいに


なりそう。



いや、そういうことは、



好きな人にしか、言っちゃ駄目だよ。




って、




松『でも、話せて良かった、
最近、中々話さなかったよな、』



と、私に


にっこりと、笑顔を向ける。




私と、話す事無くなったから



話さなくなったのかな。って


勝手に思ってた、





私、。。



私、彼が、



好きだ。




彼が好き。





松川くんが好き。




私の事を、何でも考えてくれて、



どうして、そこまで


優しくしてくれるの？


って、最初は。



思ったけど


彼が、私が泣いてる時に


気にかけてくれた時から。





貴方が好き。




心の中が、ぶわっと、



あったまるような、

全てが埋め尽くされたような、

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