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その夜、仕事を終えた太輔もあっくんハウスにやって来た。
ア「とうとう晴れて恋人だね」
藤「そうだね」
ア「ガーヤ!泣かせたりしないでよ」
藤「当たり前でしょ」
あ「だよな♪」
藤「うん」
「ふふん♪」
あ「Aちゃん、手伝ってぇ〜」
「はーい」
ここに来たら、私があっくんのお手伝いをすることが定番になってきている。
あ「よかったね」
「うん、本当ありがとう」
あ「スケちゃんは?大丈夫だった?」
「うん。スケちゃんね」
あ「うん」
お皿を出しながら、スケちゃんとの話をした。
あっくんは優しい顔して
あ「そっか、まあ、そうゆところがあいつのいいとこなんだよな」
「うん」
あ「でも、それでよかったよ。Aちゃんには太輔しか無理でしょ」
「なんかね、本当は…怖かったんだ」
あ「んー?」
「太輔とより戻すこと」
あ「なんで?」
あっくんはお皿に盛りつけながら、私の話を聞いてくれる。
「また…離れたりしちゃうんじゃないかって」
あ「…。」
「でもね、そんなことないって思えたの」
あ「うん」
「結婚…することはないし、子供を産むこともないと思うの」
あ「え?」
「それでもいいって思えた。太輔のそばで居られるならそれでいいって」
あ「…だってさ」
「へ?」
キッチンには私とあっくんしか居ないと思っていたら、太輔が立っていた。
藤「聞いてました」
「え?あ、ご、ごめん」
あ「謝ることないじゃん」
「それはそうなのかもだけど…」
藤「A、俺、離れないよ。Aが離れたいって言っても離さないし、またどこかに消えたりしたら俺がなにがなんでも探す。…いや、そんなことさせないから」
「…うんっ」
あ「あぁ〜熱いですけど。やめてくれませんか?俺も居るのに」
「あ!!ご、ごめん!」
藤「ははっ、悪い」
あっくんに二人で謝っていたら、
ア「まだーーー?!!」
わがまま娘が叫んでいた。
あ「行きましょうか」
「はーい」
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*ミン*(プロフ) - ゆずママさん» ゆずママちゃ〜んっ(≧∇≦)最後までありがとうございました(*^^*)☆このお話始めたのいつだよってくらい長い時間だっよね(・_・;いつもありがとう\(^o^)/私もだいすきーーーーっ(≧∇≦) (2015年11月21日 10時) (レス) id: 40e14459e4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずママ(プロフ) - ミンちゃぁあん^o^完結お疲れ様。そしておめでとー(((o(*゚▽゚*)o)))今回も最高な作品でした。これからもミンちゃんのペースで頑張ってね。応援してまーす。(((o(*゚▽゚*)o)))大好きです。 (2015年11月19日 11時) (レス) id: 98292526e4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - *ミン*さん» 見ました!玉森先輩ニヤニヤですね。あのキャラ崩壊待ってます笑 (2015年11月17日 1時) (レス) id: f479e14964 (このIDを非表示/違反報告)
*ミン*(プロフ) - 藤北 麗耶さん» 最後まで読んでくださりありがとうございましたぁ( ; __ ; )わぁっ、嬉しいです嬉しいです(≧∇≦)最後の終わり方、褒めて頂いて喜んでおります♪♪♪本当にありがとうございました(o^^o)新しい方でもまたよろしくお願いします(*^^*) (2015年11月17日 0時) (レス) id: 40e14459e4 (このIDを非表示/違反報告)
藤北 麗耶(プロフ) - ミンさん完結おめでとうございます!!!最後の終わり方、とっってもいいですね!!ほんとにこのお話が大好きでした(o´罒`o) 新作の方も読んでます!!頑張ってくださいね♪ (2015年11月17日 0時) (レス) id: ad8e537ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*ミン* | 作成日時:2015年11月16日 2時