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藤「ありがとう、みんな楽しんでたわ」
「本当?」
藤「うん、って、Aも見たじゃん」
「そうだけどぉ」
藤「みんな、喜んでたじゃん♪」
「うんっ、あぁ〜〜、良かった」
藤「お疲れさまです」
「ふふっ、太輔はいいね」
藤「ん?」
みんなが帰ったあとの片づけを太輔も手伝ってくれる。
「みんなに大切にされてることが分かったよ」
藤「そ?」
「うん。太輔もみんなのこと大切だもんね」
藤「まぁね」
「よし!終わった〜!!」
藤「ありがとね」
「いえいえ」
片づけが終わり、太輔は仕事のことでしたいことがあると言ったから私は先にシャワーを浴びた。
「ふぅ〜。お先でした」
藤「…。」
なにかを真剣に考えている。
こうゆう時は話しかけない。
太輔から少し離れて、静かに座った。
なにか小さな声で、呟いている姿はかっこよくて惚れ惚れする。
本当にかっこいいなぁ。
太輔を見ているだけで、それだけで満足。
いつか、もっと太輔のことを欲張るのかな?
今は、こうやって隣に座って顔を見るだけでいい。
これから先、きっと色んなことがあるんだろうな。
それでも、太輔の隣で…
たくさんの人に囲まれて、
ずっと一緒にいてね。
「太輔ぇ」
藤「ん?あ、ごめん。気付かなかった」
「ううん。あのね、ひとつだけお願いあるの」
藤「なに?」
こんなとき、邪魔しちゃだめなのに。
どうしても今、言いたくなった。
手に持っていたものを太輔がテーブルに置いて、
藤「なになに?」
「私のお願いね」
藤「うん」
「これからもずっと一緒にいてほしい」
藤「はっ」
太輔は小さく笑って、
藤「その願い、叶えてやるよ」
「うんっ」
藤「大好きだよ」
「私も大好き」
太輔に優しいキスをもらった。
「…好き」
藤「俺もAが好き」
.
これからもずっと、私の願いを叶えてくれる人−。
それはきっと、太輔、ただ一人。
.
END
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*ミン*(プロフ) - ゆずママさん» ゆずママちゃ〜んっ(≧∇≦)最後までありがとうございました(*^^*)☆このお話始めたのいつだよってくらい長い時間だっよね(・_・;いつもありがとう\(^o^)/私もだいすきーーーーっ(≧∇≦) (2015年11月21日 10時) (レス) id: 40e14459e4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずママ(プロフ) - ミンちゃぁあん^o^完結お疲れ様。そしておめでとー(((o(*゚▽゚*)o)))今回も最高な作品でした。これからもミンちゃんのペースで頑張ってね。応援してまーす。(((o(*゚▽゚*)o)))大好きです。 (2015年11月19日 11時) (レス) id: 98292526e4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - *ミン*さん» 見ました!玉森先輩ニヤニヤですね。あのキャラ崩壊待ってます笑 (2015年11月17日 1時) (レス) id: f479e14964 (このIDを非表示/違反報告)
*ミン*(プロフ) - 藤北 麗耶さん» 最後まで読んでくださりありがとうございましたぁ( ; __ ; )わぁっ、嬉しいです嬉しいです(≧∇≦)最後の終わり方、褒めて頂いて喜んでおります♪♪♪本当にありがとうございました(o^^o)新しい方でもまたよろしくお願いします(*^^*) (2015年11月17日 0時) (レス) id: 40e14459e4 (このIDを非表示/違反報告)
藤北 麗耶(プロフ) - ミンさん完結おめでとうございます!!!最後の終わり方、とっってもいいですね!!ほんとにこのお話が大好きでした(o´罒`o) 新作の方も読んでます!!頑張ってくださいね♪ (2015年11月17日 0時) (レス) id: ad8e537ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*ミン* | 作成日時:2015年11月16日 2時