叶 え て や る よ 〈T.F〉７.

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少し困っていた私を見つけてくれた宮っち。




宮「玉ぁあぁ！！なにしてんだよ！」

玉「え？本物確認中」

宮「そんなことするなって！！」

玉「え〜」




ありがとう、宮っち！！！！

心の底から宮っちにお礼を申し上げたいと思います！！！！！



宮「ガヤさん、もうこっちに向かってるみたいです！」

「あ、ありがとうございます！」

宮「ほ〜ら！玉、座って待ってよ」

玉「えぇ〜…つまんないじゃん」

宮「Aさんはまだ準備してくれてるの！」

玉「じゃあ、俺も手伝う」

「えぇ？！！」

宮「うん、座ってよう」

「うんうんうんうん、どうぞどうぞ。座って待っててください！！」

玉「…Aのケチ」




け、け、け、ケチ？！！

ケチィィィ？？！！！





いや、いいわ。

ケチでもなんでも、とりあえず座って待っててくれるならそれでいいっす。





とりあえず、自由人玉ちゃんのことは宮っちにお任せすることにした。





「あとちょっと、頑張ろうっ！！！」





玉ちゃんと宮っちがきたことによって、私のやる気スイッチがオン！！になった。




とりあえず、やることを終わらせなきゃ！！



さっきと違って、スピードも上げて、準備をしていく。




そうこうしている間に太輔たちが帰ってきた。




「…おかえりなさい」



藤「ただいま〜」



太輔の後ろから、



二「お邪魔しまーす！！」

千「お邪魔しまーす！！」

横「こんばんは、今日はありがとうございます」

「あ、いえいえ…なにも出来ませんが…」


玄関先で挨拶していたら、


藤「中でしろよ(笑)」

「あ、ごめんなさい！どうぞ」



そして…最後に入ってきたのは、



北「こんばんは」

「お疲れさまです」

北「Aさん」

「…はい」

北「前は…すみませんでした！！！」

「？！」

北「失礼なことばっか言って、すみませんでした」

「い、いえいえ！こちらこそ」

北「藤ヶ谷のこと、頼んでおきますね」

「み…北山さん」

北「みっくんでいいですよ♪」

「いえいえ、そんなっ！！」

北「いいの！みっくんでいいよ！」

「それじゃあ…お言葉に甘えて、へへへへ」




まだ玄関先で居た私たちに


藤「A〜北山〜っ！」

「あ、今いくー！！」

北「うるせぇなあ(笑)」




笑いながら中へと入って行くみっくんの後ろを付いて行く私。




藤「遅いって！なにしてんだよ」

「ごめんごめん」


太輔が、なんだかすごく嬉しそうでそれだけで私も嬉しくなった。

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