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あ「アンナ」
ア「ん?」
あ「あれ、渡した?」
ア「あ!!」
「???」
太輔と顔を合わせて、首をかしげた。
ア「じゃーん!!」
「なに?」
あ「俺たち夫婦から二人にプレゼント」
藤「なになに?」
「わ〜い!!」
アンナから渡されたもの。
あ「お土産も兼ねてね!」
「ありがとう〜、私と太輔に?」
ア「うん」
藤「開けていいの?」
あ「どうぞどうぞ♪」
藤「Aが開けていいよ」
「いいの?一緒に見よ」
太輔と一緒に開けていくお土産兼プレゼント。
「…?」
藤「これ」
箱の中身は、指輪だった。
ア「二人がより戻したって、向こうで聞いてよかったよ。ねっ」
あ「うんうん」
お揃いの指輪。
ア「Aは薬指」
「え?」
あ「太輔は中指」
藤「ありがとう…嬉しい」
「うん…ごめん、ちょっと驚きすぎて言葉が出ない」
二人の気持ちが嬉しくて、言葉に表すことが出来ない。
あ「ほらほら、してして」
「う、ん」
藤「A、付けてもいい?」
「うん」
太輔に私の右薬指に指輪を…。
太輔の右中指に指輪を…。
「でも、なんでっサイズ」
ア「あぁ〜Aのは私と同じくらいだし!ガーヤのんなんて今時ネットでなんでも分かんの!」
あ「そうそう。お揃いって言ってもお互い薬指に付けることは無理だろうし…」
「ありがとう」
藤「本当、ありがとう。でも」
ア「ん?」
藤「Aの左薬指には、俺がいつか用意するから、待ってて」
「うんっ」
こんなにも嬉しいことが続くと、いつもなら不安になって怖くなるけど。
そんなことはもうない。
私は太輔を信じてる。
藤「あ、そうだ」
「ん?」
藤「来週、ウチのメンバーにAを紹介したいんだけど」
「ひぇ?!!」
藤「無理ならいいからね」
「いや、無理じゃないけど…!!その、みっくん」
藤「北山?」
「北山さん。北山さん、大丈夫かな?」
藤「うん、もう話してる」
「え?!」
藤「ダメだった?」
「う、ううん」
話の展開が早くて驚いた。
ア「いいじゃーん!!Aの大好きな キ ス マ イ に会えるんだから♡」
藤「ん?」
「そんなこと思ってないよ!!」
藤「じろりんちょ」
あ「じろりんちょ」
ア「じろりんちょ」
「…な、によ!なにもない!!本当になにもない!!」
「「「ふ〜ん」」」
「なにもないってば!!!」
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*ミン*(プロフ) - ゆずママさん» ゆずママちゃ〜んっ(≧∇≦)最後までありがとうございました(*^^*)☆このお話始めたのいつだよってくらい長い時間だっよね(・_・;いつもありがとう\(^o^)/私もだいすきーーーーっ(≧∇≦) (2015年11月21日 10時) (レス) id: 40e14459e4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずママ(プロフ) - ミンちゃぁあん^o^完結お疲れ様。そしておめでとー(((o(*゚▽゚*)o)))今回も最高な作品でした。これからもミンちゃんのペースで頑張ってね。応援してまーす。(((o(*゚▽゚*)o)))大好きです。 (2015年11月19日 11時) (レス) id: 98292526e4 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - *ミン*さん» 見ました!玉森先輩ニヤニヤですね。あのキャラ崩壊待ってます笑 (2015年11月17日 1時) (レス) id: f479e14964 (このIDを非表示/違反報告)
*ミン*(プロフ) - 藤北 麗耶さん» 最後まで読んでくださりありがとうございましたぁ( ; __ ; )わぁっ、嬉しいです嬉しいです(≧∇≦)最後の終わり方、褒めて頂いて喜んでおります♪♪♪本当にありがとうございました(o^^o)新しい方でもまたよろしくお願いします(*^^*) (2015年11月17日 0時) (レス) id: 40e14459e4 (このIDを非表示/違反報告)
藤北 麗耶(プロフ) - ミンさん完結おめでとうございます!!!最後の終わり方、とっってもいいですね!!ほんとにこのお話が大好きでした(o´罒`o) 新作の方も読んでます!!頑張ってくださいね♪ (2015年11月17日 0時) (レス) id: ad8e537ceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*ミン* | 作成日時:2015年11月16日 2時