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次の日−。
スケちゃんに迎えに来てもらって、買い出しへと出かけた。
『おはよう』
「おはよう〜」
『よし、行こうか』
「うんっ」
スケちゃんとなんでも揃うドンドンドンキーに行くことになっていた。
『なんでも揃ってんのかな?』
「行ったことないの?」
『あるけど、結構前だったから覚えてないかも』
「それじゃあ〜!私にお任せあれ!」
『よく行くの?』
「引っ越しする前に行ったからね♪」
『そっかそっか!』
そして…まさかのドンキーで、
『これ?テレビ買うんだっけ?』
「そうそう、どれくらいにするー?予算的には」
『うん、ん?んっ?!』
「んー?」
メモを見ながらテレビを見ていたら、スケちゃんの様子がおかしい。
「どうしたのー?」
『あれ、太輔じゃない?』
「まっさか〜。日曜のドンキーに買い物なんて来れないでしょ」
『え?』
「だって、みんなにバレちゃって大騒ぎになるよ?バレないように大変なんだから〜」
『…A、なんで』
「あ!こっちにする?スケちゃん?」
『あ…うん!どれがいいかな?』
しくじっていた。
あまりにも自然に話した会話だったのと、どれにするかをテレビを見ながら選んでいた為…自分のしくじりに気付かなかった。
『よし、こっちだよね』
「うんうん」
『あとなんだった?』
「まだまだあるよ〜。あとね、自転車と」
『うん』
またメモを見ながらスケちゃんとお店の中をぐるりと回って行く。
『あ、やっぱり太輔じゃん』
「へ?」
スケちゃんの見る方向には…カメラやたくさんの人が居る。
『撮影かな?』
「…。」
太輔の隣には、一度会ったことがあるみっくんも居た。
『今は話せそうにないね』
「うん、そうだね」
『行こっか』
太輔は遠い人。
忘れそうになっていたけど、彼は雲の上の遠い遠い存在だったんだ。
『自転車さ、何色がいいかな?』
「んー!誰が当たってもいいように」
お洒落な自転車がたくさん増えている。
その中で二人の意見が一致した黒にした。
『あとはなんだっけ?』
「んー」
メモを見ながら、また私たちは話し合いをする。
「じゃあ、私は女のコね、スケちゃんは男のコね」
『うんうん、了解』
「じゃあ、決めたらまた電話しよう」
『おっけ』
二手に分かれて買い物にすることにした。
「えっと、どこにあるんだっけ?」
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*ミン*(プロフ) - りんさん» りんさあああああああああああああん!!!!ww (2015年11月16日 2時) (レス) id: 072c508cf6 (このIDを非表示/違反報告)
*ミン*(プロフ) - 藤北 麗耶さん» やっと気持ちを伝えることが出来ました〜(*^_^*)とうとう長かったですが、完結しました。よかったら最後までよろしくお願いします♪ (2015年11月16日 2時) (レス) id: 072c508cf6 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - *ミン*さん» ミンさあああああああんwww (2015年11月15日 21時) (レス) id: f479e14964 (このIDを非表示/違反報告)
藤北 麗耶(プロフ) - たいぴーの率直な言葉にドキドキです!!愛してるなんてもう…(o´艸`) 勝手に想像してにやけてました笑 続きも楽しみにしてます(o´罒`o) (2015年11月15日 13時) (レス) id: ad8e537ceb (このIDを非表示/違反報告)
*ミン*(プロフ) - ようちんさん» スケちゃん、もっとグイグイしたかったものの笑あと少しでエンドを迎えられそうです(*^▽^*)やっとのやっと、素直になる…予定です!笑 (2015年11月15日 9時) (レス) id: 40e14459e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*ミン* | 作成日時:2015年11月10日 0時