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藤「A、明日はなにかあんの?」
「ううん」
藤「俺、昼から仕事なんだけど」
「あ、うん、そっか、そろそろ」
もう電車も走っている。
藤「あ、違う違う、そうじゃなくて」
「ん?」
藤「Aの家に連れてってよ」
「私の家?」
藤「うん。見たい」
「あ…太輔、私さ」
藤「ん?」
「さっき、聞くの忘れたんだけど」
藤「なに?」
私の家に行くと言うことで、いつかは見るかもしれない。
「私、太輔のこと本当に好きなの」
藤「ハハ、なに?どしたの?」
「私…太輔のファンなのね」
藤「うん、知ってる」
「今も…あ、まあ、今はちょっと違うかもしれないんだけど」
藤「ん?なに?なんのこと?」
太輔のファンのままで居てもいいか、聞いてなかった!!
「これからもファンで居てもいい?」
藤「は?」
「ダメ?だって、歌ってる太輔好きなんだも!!」
藤「いや、そうじゃなくて」
「だって、太輔だけじゃなく キ ス マ イ 好きなんだもん!」
藤「うん、だから」
「だから!太輔への気持ちは気持ちで、たいぴーへの気持ちは恋みたいなものなの!」
藤「え?たいぴーには恋してて、俺は?」
「え?!だから、太輔には愛だよ!愛!!」
藤「恋してねぇの?」
「恋してるけど!そうゆうことじゃなくて!!」
もうなにを言ってるのか、だんだん分からなくなってくる!
藤「ふっ、あははは」
「???」
突然、大笑いしだした太輔。
藤「俺のこともたいぴーのことも キ ス マ イ のことも好きでいてね」
「う、うんうんうんうんっ!!!」
藤「なんでわざわざ、そんなこと聞いたの?」
「だって、今はね、まだ飾ってないけどね。その内部屋の中に優しく笑ってるたいぴーが飾られることになると思うの。たいぴーに話しかけるだけで嬉しくなるの」
藤「あ…うん」
「それをね、ちゃんとOKもらっておかなきゃ!と思って」
藤「それは全然いいし、嬉しいんだけど…」
「なに?」
藤「なんか、その俺?にずっと話しかけたりしてるAは見たくない」
「なんで?」
藤「俺がいるのにポスターとばっか、話してほしくない」
「…。」
すっかり、忘れそうになってた。
太輔って、こうゆうことをさらっと…言えちゃう人だったんだ。
藤「A?」
「なんでもないっす」
藤「顔、真っ赤じゃん」
「なんでもない!」
藤「なんだよ?」
「なんでもないの!」
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*ミン*(プロフ) - りんさん» りんさあああああああああああああん!!!!ww (2015年11月16日 2時) (レス) id: 072c508cf6 (このIDを非表示/違反報告)
*ミン*(プロフ) - 藤北 麗耶さん» やっと気持ちを伝えることが出来ました〜(*^_^*)とうとう長かったですが、完結しました。よかったら最後までよろしくお願いします♪ (2015年11月16日 2時) (レス) id: 072c508cf6 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - *ミン*さん» ミンさあああああああんwww (2015年11月15日 21時) (レス) id: f479e14964 (このIDを非表示/違反報告)
藤北 麗耶(プロフ) - たいぴーの率直な言葉にドキドキです!!愛してるなんてもう…(o´艸`) 勝手に想像してにやけてました笑 続きも楽しみにしてます(o´罒`o) (2015年11月15日 13時) (レス) id: ad8e537ceb (このIDを非表示/違反報告)
*ミン*(プロフ) - ようちんさん» スケちゃん、もっとグイグイしたかったものの笑あと少しでエンドを迎えられそうです(*^▽^*)やっとのやっと、素直になる…予定です!笑 (2015年11月15日 9時) (レス) id: 40e14459e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*ミン* | 作成日時:2015年11月10日 0時