【reborn】augurio... (ページ17)

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フランさんが食堂を出ていってからは、いつも通り賑やかな食事が進む。

最初は少し戸惑っていたけど…ベルさんもルッスさんもよく私に話しかけてくれて、世話を焼いてくれる

あ、そうだ

『ぁ、あの、ルッスさん…』

「んもぅ！！ルッス姉さんでいいのよ！！貴方はもう私の妹みたいなもんなんだから♪」

そう言われても呼ぶ訳には行かない…
私も一応、常識というものは学んで、私とルッスさんは上司と部下という関係…なのだから…

『あ、ごめんなさ、えっと…』

「カマー、何姫困らせてんの？」

と、私の様子を見てすかさずベルさんが言う

あ、このままじゃ用事を伝えられなぃ…

『あ、あの！さ、さっき料理作ってる時に確認したのですが…その…もう食材がほとんど底をついていて、ですね…』

そう私が伝えると、そうだったかしら！？教えてくれてありがとね♪と頭を撫でてくれるルッスさん
でもすぐ眉が下がり困ったような顔をした

「困ったわねぇ…私が買い出しに行きたいんだけど明日は生憎任務が入ってるし…」

『ぁ、じゃあわたしが…』

「あら？行ってくれるの？助かるわぁ！でもそうね…ひとりじゃ危ないから誰か幹部の人を連れて行ってね？」

そう言うと、今まで静かだったレヴィさんが

「しかし、明日は殆どのものが任務だったはずだぞ」

「あらやだ！困ったわね…」

『だ、大丈夫ですょ、1人で行けます…』

「そうはいってもねぇ…一応何かあった時のために誰かは連れていってね？幹部がいなくても、部下は何人かアジトに残ってるでしょうから…」

と、心配そうな顔をされて言われちゃったら仕方ない…

私はコクリと頷いた