【reborn】augurio... (ページ16)

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私の仕事は大きく分けると2つある

1つ目は、隊員さんの治療などの医療班の隊長としての仕事

そしてもうひとつが…

｢Aちゃーん！そこのお塩取ってくれなーい？？｣

『は、はい！』

ルッスさんと一緒に、幹部の人の食事を作ること

ほかの隊員さんのご飯とは別に幹部の人は食事を準備する
それもそう、万が一組織内にスパイが紛れ込んでいて、毒などをもられる心配がないようにとこんな形になっている

もともとルッスさん1人で作ってたらしいんだけど…
何故か私もお手伝いをすることになった
食事も幹部の方々と一緒にとる

スク隊長曰く、私は“特別”だかららしい

｢よし！出来上がりよん♪向こうに持っていきましょ！｣

『は、はぃ！』

両手にお皿を持ってテーブルに向かう

すると、席にはもう今日任務のある幹部以外の全員が揃っていた

えっと、今日は…ベルさんとレヴィさん…と

｢………｣

フランさん、だ…

｢カマー、ミー部屋で食事とるんでお盆に乗せて持ってきてくださーい｣

その言葉に少しビクッとしてしまう

また、だ

フランさんはいつもここでご飯を食べない
それに…

『……』

私とは目を合わせてくれない、話しかけても貰えない

何故だかは、分からないけども…