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第41話 ページ41

__Eiji side





俺たちの出番になって、ステージに足を踏み出す。

歓声が上がって、眩しいくらいのライトに照らされるこの感じにはまだ慣れない。





トークも終盤に差し掛かった頃、ふと観客席に目を向けた。



「…え、」



A…?え、Aがいる。

見間違いかと思ってもう一度見ると、やっぱりAだった。間違いない。
彼女はまっすぐにこっちを見つめていて、真剣そうな表情をしている。え、なにあれ面白い。

小さく手を振ると少し嬉しそうな顔をしてくれた。






トークの合間にそらに話しかける。




「ねぇ、Aいるんだけど」

「おー、俺たちが呼んだからね」

「マジで?やばくない?」

「嬉しいでしょ?」

「…うん、嬉しい」




そらはニッと笑ってトークを再開した。
俺はというと内容もあまり入って来ないくらいで、なかなか集中できないまま出番が終わった。






「えいちゃん嬉しい?ねぇ嬉しい?」

「後半あんまり話聞いてなかったでしょーー」

「えいちゃんAのこと好き過ぎんだよなぁ」




控え室ではメンバーが好き放題言っている。
控え室にいたのは俺たちのアバンティーズだけではなく、ほかの出演者たちも興味津々だ。




「なに?エイジ彼女いんの?」

「マジか!可愛い?」

「…いや、まだ彼女ではなくって、」



カリブラが俺の肩に腕を回してからかってくる。
軽くあしらうとジョージはさらに面白いものを見つけた子供みたいな顔をして追い打ちをかけてきた。



「"まだ"だってよ〜!」

「エイジくんカッコいい〜」

「ヒュー!」






「あー、もう、」



いたたまれなくなって、とりあえず控え室を出ようとドアの方に振り返ると。





「……え、A?」

「、あ、ドウモ…」




マネージャーさんに連れて来られた様子のAが立っていた。









____
ほかのYouTuber出したかっただけです…
大変お待たせしました…やっとふたり会えました…

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設定タグ:アバンティーズ , エイジ , YouTuber   
作品ジャンル:恋愛
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あや(プロフ) - ぜひ!ぜひ!ぜひ!続きを!!更新待ってます!! (2018年8月5日 22時) (レス) id: 5116ee690c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ☆ルナ☆さん» あと少しですがお付き合いください!(((o(*゚▽゚*)o))) (2017年11月29日 23時) (レス) id: fd69086671 (このIDを非表示/違反報告)
☆ルナ☆(プロフ) - キュンキュン/////(((o(*゚▽゚*)o))) (2017年11月29日 0時) (レス) id: 915f053575 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Cさん» コメントありがとうございます!!これからもキュンを追求していきます…! (2017年11月24日 18時) (レス) id: 2a7f43fe4e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 冬春@アバ小説更新中さん» こっちも嬉しいです…!これからもお楽しみください〜! (2017年11月24日 17時) (レス) id: 2a7f43fe4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タバタ | 作成日時:2017年11月6日 15時

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