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第37話 ページ37

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「ツリメくんーっ!」

「っ、しーっ!Aちゃんしーっ!」

「あ!ごめんなさい」




マスクをしているツリメくんはまるで有名人だ。いや、本当に有名人なんだ。こんなに大声で名前呼んじゃってまずかったかな。

「みっくんって呼んで」と照れた顔で言うみっくんは本当に癒し系だなぁと思う。女の私が見習うべきところだ。


「みっくん、」

「…あーーー、待って照れる」


「ひゃー」と言いながら顔を両手で覆っている。本当に可愛い。弟とかに欲しい。





落ち着いた雰囲気のカフェで向かい合って座る。みっくんが注文したのと同じものを頼んだ。何を言われるのかドキドキしながら水を飲む。すると同じように水を飲み干したみっくんが口を開いた。





「…えっと、お、美味しいねこの…水!」

「…あ、うん、おいしいね?」

「……あ!そうそう!Aちゃんの好きな足のサイズって…」

「うん、みっくんご用件は何かな」





なかなか切り出さないみっくん。ご用件なんて分かっているが念のため聞いてみると、「えいちゃんのこと…」となぜか彼の方が恥ずかしそうにしている。




「エイジねえ…」

「うん、…好きなんでしょ?」

「っ、いやあ、別に?」

「ファイナルアンサー?」

「…嘘、好きです」




観念してそう言うと、みっくんは満足げに口角を上げた。
みっくんの可愛さに流されてつい白状してしまった。恥ずかしい。半分やけくそである。




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(みっくんって本当可愛いよね、)
(じゃあ子供にして!)
(子供…?)
(Aちゃんとえいちゃんの子供!)
(………)

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作品ジャンル:恋愛
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あや(プロフ) - ぜひ!ぜひ!ぜひ!続きを!!更新待ってます!! (2018年8月5日 22時) (レス) id: 5116ee690c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ☆ルナ☆さん» あと少しですがお付き合いください!(((o(*゚▽゚*)o))) (2017年11月29日 23時) (レス) id: fd69086671 (このIDを非表示/違反報告)
☆ルナ☆(プロフ) - キュンキュン/////(((o(*゚▽゚*)o))) (2017年11月29日 0時) (レス) id: 915f053575 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Cさん» コメントありがとうございます!!これからもキュンを追求していきます…! (2017年11月24日 18時) (レス) id: 2a7f43fe4e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 冬春@アバ小説更新中さん» こっちも嬉しいです…!これからもお楽しみください〜! (2017年11月24日 17時) (レス) id: 2a7f43fe4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タバタ | 作成日時:2017年11月6日 15時

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