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反転した世界の中で、奏ねえさんは 魔法使い ページ9
どうしテ。
どうしテ。
どうしテ…
奏ねえさんハ、死んだノ？
ボク達ト、約束したじゃないカ。
裏切らないっテ。
離れないっテ…
＿＿「なっちゃん、やくそくですよ？」＿＿
＿＿「分かったヨ、奏ねえさん」＿＿
ボクが唯一、縛られて良いと思った約束なのニ。
奏ねえさんハ、なんで死んだノ？
ボクが破らずニ、守ってたのニ。
奏ねえさんが破ってどうするノ。
裏切ってどうするノ。
奏ねえさん…悪役ハ、ハッピーエンドを求めても良かったんだヨ。
ボクが手に入れられたかラ。
何でバッドエンドを求めたノ？
アイツが悪いノ？
”ねえさんは、幸せだった？
ボク達を…愛していた？”
届くはずが無いのニ。
会いたいナ。
「”何で、奏ねえさんだったの！？”」
その時、光に包まれタ。
＿＿奏ねえさんの声？
ボクの意識はなくなっタ。
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作者名：サクシャ・ラクシャータ＆雪星夜桜 | 作成日時：2017年2月14日 23時
