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錦戸side
ほんまに大変やったんやから！
言うこと聞かへんのやもん…
それに…
俺も、朝から熱っぽくて
ちょっとだるかってん…
横山くん達と比べたらそんなにないけどな
村「…ん、りょお…？」
錦「あ、村上くん？気分どう？」
村「…寒い…」
渋「あー、熱上がるやろな」
村「…ｹﾎｯ…すば…？」
渋「おん、せやで」
村「ごめんなぁ…」
渋「謝らんでええから、はよ治そうな？」
村「…ん…」
喋るのも辛いんやろな、
すばるくんが優しい顔で頭を撫でると
ゆっくりと目を瞑った村上くん。
あ、横山くんは…？
そう思い隣をみると
まだまだ荒い息やけど、眠れてるみたいやな！
渋「ﾊｧｯ…」
この時、小さくため息してたなんて
いろいろと精一杯だった俺は気づかなかった。
お粥を作ってると一件のメール
送り主は大倉で
どうやらマネージャーから横山くんたちのこと聞いたらしい
看病するのかわるで！
っていう内容やった。
おとなしく代わってもらおう…
そろそろ限界や
それから大倉が来るのと同時に
俺とすばるくんはバトンタッチした。
錦「大倉、ちゃんとできるやろうか？」
渋「…ん、できるやろ…」
錦「すばるくん車？送ってくけど…ってすばるくん!?」
渋「…ﾊｧｯ……ﾊｧｯ……」
横をみると蹲ってたすばるくん。
肩で息をしててみるからに辛そう…
まじか…俺、まだ頑張らなあかんやん。
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作者名：心奏 x他1人 | 作成日時：2015年7月5日 12時
