黄瀬涼太キライ同盟。【灰崎祥吾】

４４；帰宅 ページ48

家に帰り、制服のままベッドにダイブする。

＿なんか、疲れた。



今日は、いろんなことがありすぎた。

いろいろ、




傷つくことばかりだった。








＿なんで


「私…ばっかり。…っひっく」


祥吾も、いつもと違った。
それが＿



なぜか、怖いと感じた。





涙は自然と溢れ、気づいた時にはもう止まらなくなっていた。

＿なぜ泣いているのか。理由なんて、数えきれないほどにある。






恐怖。

悲しみ。

怒り。

孤独感。



＿いろんな感情が入り混じった涙。


＿突然、




「…っうぷっ」

喉に何か温かいものが上ってきた。
ヤバイと思い、急いでトイレに駆け込む。


「…っう…おぇえ…げほ」



＿ストレスのせいだろう。盛大にアレをぶちまけてしまった。

漫画でしか見たことがなかったが…
ストレスで吐くのは、精神的にも結構くる。


「…もう嫌。」


カーペットに蹲る。





＿人の顔色ばかり伺って、

＿人に悪口を言われて

＿そのたびに、神経をすり減らされる。



生きているはずなのに、死んでいるみたい。


こんな毎日が続くのかと思うと、また吐き気がこみ上げてきた。





＿＿＿＿

＿＿

＿



だが、この時、私はまだ知らない。


もうすぐ、自分におこる転機を＿＿＿



そして、

私の人生は＿＿大きく変わることとなる。

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