108話 ページ8
「あっついねえ」
「もう、7月かあ…。」
「夏休み、近づいてきたな。」
「でもまだ先の気がする、テストあるし。」
「うわ、来週じゃん！」
「どーする？勉強会する？」
「若武、教えてあげよっか。」
「うっせえ。」
ガヤガヤと騒がしく駅のホームを歩いていた。
放課後、今日からテスト前週のため部活動はない。なので珍しく皆揃って下校中だ。
「でも、真面目にヤバイかも。」
「テスト？」
「そ。まあ彩なら余裕でしょ。」
「まあ今回は自身ありかな。」
ひえー、と恨めしそうな視線を向けてくる菜穂。テストがよっぽど不安で嫌みたいだ。
外はジリジリと太陽が照りつける夏の陽気。
梅雨のじめじめした湿気じみた暑さはなくなったものの、立っているだけでフラッと倒れそうになる暑さも結構厄介だ。
体育なんて、少し動くだけで汗びっしょり。その後の授業もまるで集中できない。
早く涼しくなれ〜。初夏の今にそんなこと願うなんて、自分に少し呆れる。
ボケッと窓の外を見ていると、握っていたスマホが着信音が鳴ると共に震えた。
確認すると、『悠飛:明日の放課後空いてる？』という表示が。
え、明日？空いてるけど、どういう魂胆だろ。
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月瀬澪海 @ゆぅら(プロフ) - 七鬼押しさん» ありがとうございます!! (2021年2月2日 22時) (
レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
七鬼押し - すごく、面白いよー (2021年2月2日 21時) (レス) id: 25e2dd6576 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬澪海 @ゆぅら(プロフ) - ゆいさん» ありがとう!! 最高なんて嬉しい！ (2021年1月31日 18時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - わー！！遅れた！！みたよ！ゆぅらちゃん！ 最高！！ (2021年1月31日 17時) (レス) id: acb042024b (このIDを非表示/違反報告)
月瀬澪海 @ゆぅら(プロフ) - すずかさん» 良かった!! んふ、花火大会楽しみにててっ (2021年1月27日 16時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月瀬澪海 | 作成日時：2021年1月24日 13時
