107話 ページ7
「あの時、何も言わなくてごめんね。
2人とも大好きだったから、心配かけたくなかったんだ。」
私は2人の顔を交互に見て、言った。
悠飛は私の頭に手を置き、マリンはぎゅうっと再びわたしに抱きついて、また笑みを溢した。
「今幸せなら、それでいい。」
「もっともっと、幸せになれよ。」
泣いたりしたら許さねえからな、と2人はニカッと笑った。懐かしくて、何故か私は泣いてしまった。
止まらない涙、何故か込み上げてくる笑い。誰からともなく、私達3人はお腹を抱えて笑い出した。
***
「逃げてごめん。」
「助けてあげられなくてごめん。」
それぞれがお互いに謝って、私達は最高の再開を果たしたんだ。
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月瀬澪海 @ゆぅら(プロフ) - 七鬼押しさん» ありがとうございます!! (2021年2月2日 22時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
七鬼押し - すごく、面白いよー (2021年2月2日 21時) (レス) id: 25e2dd6576 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬澪海 @ゆぅら(プロフ) - ゆいさん» ありがとう!! 最高なんて嬉しい! (2021年1月31日 18時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - わー!!遅れた!!みたよ!ゆぅらちゃん! 最高!! (2021年1月31日 17時) (レス) id: acb042024b (このIDを非表示/違反報告)
月瀬澪海 @ゆぅら(プロフ) - すずかさん» 良かった!! んふ、花火大会楽しみにててっ (2021年1月27日 16時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月瀬澪海 | 作成日時:2021年1月24日 13時