105話 ページ5
「あのねぇ!」
近くの公園に連れてこられる。
私は思わず、悠飛を怒鳴り付けた。
「目立つでしょ、あんなことしたら!」
イラッとしたから、思うがままに言葉を発した。
悠飛はポカンとしたと思ったら、罰の悪そうな顔でわりぃわりぃと笑く。
「それより、何か話したかったんじゃねぇの。」
「…あー、うん。」
私はずっと怒ってても仕方がないって思って、切り換えて微笑んだ。
「ありがとう。」
え?と不思議そうな顔をする悠飛。
私は言葉を続ける。
「悠飛のおかげで、皆と本音で向き合えた。」
「ああ、あの人達?」
「うん。」
「今は辛くねぇの?溜め込んでたりしてないんだよな。」と、心配するように顔を覗き込んできた。
相変わらず…根は優しいんだね。
「悠飛、あの時相談しなくて…」
「立花!!!」
わたしの言葉を遮るように聞こえた大きな声。
なんで、なんでマリンが、ここに…?
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月瀬澪海 @ゆぅら(プロフ) - 七鬼押しさん» ありがとうございます!! (2021年2月2日 22時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
七鬼押し - すごく、面白いよー (2021年2月2日 21時) (レス) id: 25e2dd6576 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬澪海 @ゆぅら(プロフ) - ゆいさん» ありがとう!! 最高なんて嬉しい! (2021年1月31日 18時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - わー!!遅れた!!みたよ!ゆぅらちゃん! 最高!! (2021年1月31日 17時) (レス) id: acb042024b (このIDを非表示/違反報告)
月瀬澪海 @ゆぅら(プロフ) - すずかさん» 良かった!! んふ、花火大会楽しみにててっ (2021年1月27日 16時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月瀬澪海 | 作成日時:2021年1月24日 13時