117話 ページ16
「俺は、今も昔もお前のことが好きだ。
大切だと思ってるし、一番そばにいたいし、何よりも守りたくて、ほんとに好きだと思ってる。」
次の瞬間、私の抱く感情が焦りや驚きから恥ずかしさへ変わっていった。
信じられないような出来事で、事実信じきれてなかった。悠飛がまだ私のことを好きだ、なんて。
でも、何度も悠飛の口から発される"好き"という言葉。ストレートに伝わってくる想い。悠飛はこんな性格じゃなかったのに、どうしたんだろうなんて不思議な気持ちも沸き上がってきてしまう。
まるで、少女漫画みたいだ。
私は、ヒロイン?
そんなことを考えている間にも、私の頬はじわじわと熱を帯びて火照っていく。きっと真っ赤な顔をしているんだろうな、と思うと逃げ出したくて仕方がない。
「でも…」
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月瀬澪海 @ゆぅら(プロフ) - 七鬼押しさん» ありがとうございます!! (2021年2月2日 22時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
七鬼押し - すごく、面白いよー (2021年2月2日 21時) (レス) id: 25e2dd6576 (このIDを非表示/違反報告)
月瀬澪海 @ゆぅら(プロフ) - ゆいさん» ありがとう!! 最高なんて嬉しい! (2021年1月31日 18時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - わー!!遅れた!!みたよ!ゆぅらちゃん! 最高!! (2021年1月31日 17時) (レス) id: acb042024b (このIDを非表示/違反報告)
月瀬澪海 @ゆぅら(プロフ) - すずかさん» 良かった!! んふ、花火大会楽しみにててっ (2021年1月27日 16時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月瀬澪海 | 作成日時:2021年1月24日 13時