検索窓
今日:7 hit、昨日:1 hit、合計:21,514 hit

85話 ページ5

「この前、少しだけ言ってたんだ。」

「それ…、私もちょっと聞いたよ。彩んちに言ったとき。
彩の…叔父さんにも会った。」




 私達の視線が、一斉に佐田さんの方へ向く。

 「あー…」と歯切れの悪い応答をする。少し…話しづらそうだ。



「だいたい…だいたい予想は着いています。
けど… それが合っているかも分からないし、シビアな話題だと思うので、自分の知らないところで話されるのは、彩も嫌かなっと思うんです。」



 なるほど。
 
 確かに私だったら嫌かもなあ。


 なら、本人から聞けるまで待っていた方がいいのかもね。




「分かりました。わざわざありがとうございました。」




 私達は、深く頭を下げお礼を言って、カフェを出た。

 外はジリジリと初夏の太陽の光が道路を照りつけ、少し汗の滲む暑さだった。

86話→←84話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.2/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
40人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

月瀬澪海 @ゆぅら(プロフ) - ゆいさん» 明後日、予定どおり公開しますね! 私で良ければなりましょう、嬉しいです!! 応援ありがとうございます〜!! (2021年1月22日 23時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - ずっとずっと応援しているよ! (2021年1月20日 20時) (レス) id: acb042024b (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 待ってます! あの、もし、良かったら友達になってくれますか? あっ、迷惑だったら全然いいんで! (2021年1月20日 20時) (レス) id: acb042024b (このIDを非表示/違反報告)
月瀬澪海 @ゆぅら(プロフ) - ゆいさん» 全部!! 嬉しいです、ただいま5章執筆中なので、もう少々お待ちください( ´ー`) (2021年1月17日 18時) (レス) id: 69c985532c (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 1から全部読みました!ゆいです!楽しみにしてます!! (2021年1月17日 13時) (レス) id: acb042024b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月瀬澪海 | 作成日時:2020年12月1日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。