1人、泣きたい夜がある。

あとがき 2 ページ8

その子は、私が苦しんだ家庭事情などからの現実逃避のために活動していた創作活動をずっとずっと応援してくれていました。

アンチに批判され、暴言のメッセージを送られ続け、読者様も離れていった… そんなときもありましたが、その子は私を励ましてくれて純粋に私の小説を楽しんでくれました。


当時、私にはたくさんのネ友がいましたが、多くの子がアンチに苦しみこのサイトから離れていってしまいました。

そんな中でも、私を見捨てずいつまでもそばで戦ってくれたその子は私にとってかけがえのない存在です。


その子も、家庭にとある問題を抱えています。

似た境遇で過ごしてきた私たちは次第に仲良くなり、今ではほぼ毎日連絡を取り合っています。

私にとって、その子は大切で。彩にとってのKZのように、辛いときでもその子と話すと忘れられる安全地帯です。笑


そして今日は、その子の誕生日なんです。

私はこの小説を通して、その子に私の気持ちを伝えたかった。何らかの理由で苦しんでいる読者様を始めとした方たちに勇気を与えたかった。

貴方は1人じゃありません。誰も助けてくれなくても、同じように苦しむ人たちはたくさんいます。どうか、苦しいときでも"孤独"を感じないでほしい。

私がいます、誰も貴方を救ってくれなければ私がいつでもボードやコメ欄などで話を聞きます。

なので、彩のように私のように大切なものを見つけましょう。人じゃなくていい、物でも景色でも曲でも何でもいいです。

大切なものがあれば、人はきっと強くなれると思うんです。


(次ページに続く)

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