#564 遊園地 その2 ページ4
そんなテンションの高い三人の後ろにいた俺と坂田はそらるさんと合流して下で待っておくことになった。
そ「なんか、あの三人が年齢差ある風に全く見えない。」
そらるさん、俺と全く同じことを思ってた…。
浦「全く同じこと思ってました…。まふとつっきーの年齢が下がってる気がする…」
そういうと坂田は
坂「確かに。でもまあみんな楽しいしこのぐらいがいい気がします。」
まあそうだな。楽しいし全然いいんだけどね。
いつの間にか時間が過ぎていき、もう夜になっていた。
「なんか時間が一瞬で経ったな…早かった…」
夜のパレードを皆さんたちと少し離れた位置から眺めながら、キラキラと光る電飾を眺めた。
私がライブをする時も、客席からはこんな風に見えてるのかな…。まず、今の私にライブなんて早かったのではないか。そんなことも考えていた。
「だめだ。やりきるって決めたんだから。やり通さないと。」
自分を追い詰めていいことは無いことは分かっていても、ついついそう思ってしまう自分もどこかにいた。
とりあえず、全てやり切ってからだな。これからの話は。
ホテルに戻り、温泉に浸かった。バラ風呂という珍しいものに浸かった。バラの花が水に浮かんでいて、すごくいい香りがする。久しぶりにゆっくりお風呂に浸かった気がする…。最近はあんまりゆっくりしてなかったからこういうのもたまにはありかも。疲労がすっと消えていく、そんな感じがした。
お風呂から上がり、浴衣を着てロビーでゆっくりしていると、隣に翔兄ちゃんが座りに来た。
天「疲れてない?大丈夫?」
心配してきてくれたみたい。
「大丈夫だよ、うん。多分」
天「多分がいちばん怖いから…笑」
まあね、それで何回具合悪くしたかって言う感じだよね…笑
少し沈黙が流れると、欠伸が出てきた。
それを見かねた翔兄ちゃんが
天「明日はリハだし、早く寝た方がいいんじゃない?」
それもそうか…早く寝よう
椅子に沈めていた腰を浮かせて翔兄ちゃんの方を向いた
「そうする、おやすみ〜」
天「おやすみ〜」
眠くなっておぼつかない足取りでホテルの部屋に向かった
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沙綾(プロフ) - 更新お疲れ様です! (2019年8月14日 4時) (レス) id: 637f4fb512 (このIDを非表示/違反報告)
81 - 合作の方でお祝いコメントしたよ (2019年8月12日 20時) (レス) id: ce37a44bf7 (このIDを非表示/違反報告)
華奈(プロフ) - 8 1さん» あざーっす (2019年8月12日 17時) (レス) id: e9673d1453 (このIDを非表示/違反報告)
8 1 - 一周年おめでとうございます! (2019年8月12日 16時) (レス) id: fc743d9676 (このIDを非表示/違反報告)
華奈(プロフ) - 瑠菜さん» ありがとうございます、更新頻度ゴミですが良ければまったり見ていただけると幸いです!ありがとうございます*_ _) (2019年8月12日 3時) (レス) id: e9673d1453 (このIDを非表示/違反報告)
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