＃437 なんとなく予想はついてたよ。 ページ22
Aside
いや、そんなの言われてもただの変態なおじさんにしか聞こえないよ？！きもいよ？言っちゃ悪いけど！
『……これはどういうことなんですかね？お父様。私、何も聞いておりませんが。』
”一応”このおじさんがいるから礼儀正しく話しかける。これだから猫被りとか言われるんだろうな…。そんなに面と向かって言われたことなんて一度もないけど自分で思ってた。
聞くと私の方を向いて説明はしてくれた。
父「この方は橘(ﾀﾁﾊﾞﾅ)さんだよ。よく取引をしてもらってる大事なお方なんだ。」
うん。なんとなく察してた。これから何をしろっていうのかもわかるよ？どうせなんか婚約とかその辺の事でしょ？うん。分かるよ？今までもそんな感じだったもんね。分かるんだけどさ…。
なんで今？まだ一応私中学生だよ？
そこなんかい！って思った人もいるかもしれないけど私、なんか感覚狂って着てるみたい…普通じゃないな…。好きな人と結婚とかない世界だから。この父親の世界は。だからそこまで驚かない。
『私、中学生なんです。それでもよろしくて？』
こっちが絶対よろしくないよとか思いながらもそう聞いた。
「全然かまいません。成人されるまでお待ちいたします。」
いや、そういう問題なの…。怖いわ。いぶくんの方を見たけど下を向いてて何を考えているのか分からなかった。
『……ちなみにお名前は？』
そう言っていぶくんの方を向いた。
私、いぶくんの本名知らない。橘っていう苗字なのはわかったけれど。
「唯吹(いぶき)です。」
そのおじさんが言った。いぶくんに聞いてるの。なんでいちいち口挟むかな…。私おじさんと結婚するんじゃないんだけど…。ていうか結婚なんてしたくないし私一生一人でいいし…。家族なんていらない。その家族を私が壊しそうで怖いから。だから家族なんていらない。
とは思っていても顔にも口にも出さずににっこり笑って答えた。
『素敵なお名前なんですね。お名前知れたことは光栄です。ですが私は嫌ですよ？もちろん維吹さんのことが嫌いというわけではありません。ですがまだ何も知らないです。』
父「何もしらなくてもいい。そこにいるだけで……」
『それ人形でしょ？私にも心はある。いぶくんにも心はある。そのことを決める前にまず話をさせてください。お母さんのこと。しっかり聞きたいんですが。まだ私、知らない部分が多いんですよ色々と。そのことはっきりさせてからですよね？それからの話です。』
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華奈(プロフ) - 81さん» そうなんですね！了解です！今続編をチョコ著k作りながら他の作品も書いていってるので多分夕方ぐらいの完成して投稿できると思います！少々お待ちください！ (2018年11月14日 13時) (
レス) id: c708660bae (このIDを非表示/違反報告)
81 - いえいえ！最近は結構遅く寝るので､､､､(^^;え､こんな時間に？！って時にコメントをするかもしれません笑 (2018年11月14日 13時) (レス) id: 9ebdcf52db (このIDを非表示/違反報告)
華奈(プロフ) - 81さん» ありがとうございます！まさか深夜に見てくださってたとは思わなかった…。嬉しいです！頑張ります！ (2018年11月14日 9時) (レス) id: c708660bae (このIDを非表示/違反報告)
81 - 続編も読んでいきますね！(*^^*)頑張って下さい！！ (2018年11月14日 3時) (レス) id: 9ebdcf52db (このIDを非表示/違反報告)
華奈(プロフ) - 81さん» いえいえ。こちらこそお疲れ様です。もしかしたらまた更新するかもです。わかんないですけど（） (2018年11月13日 23時) (レス) id: c708660bae (このIDを非表示/違反報告)
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