雑渡さん、だめっ。

忍たま初日　の段　２ ページ48

今日は目が覚めると、雑渡さんと１年は組のみんながいてびっくりした。

は組のみんなと井戸へ顔を洗いに行った。

立「Aさん、おはようございます。」

私「あ、立花先輩、おはようございます」

立「どうぞ、仙蔵とお呼びください。」

そう言って、仙蔵くんが一歩近づいてきた。
すると・・・

し・喜「立花せんぱーい！おはようございま〜す！」

しんべえくんと、喜三太くんが仙蔵くんめがけ走ってきた。

立「・・・Aさん、すみませんが、ちょっと急用を思い出したので失礼します！！」

挨拶が聞こえなかったのだろうか、仙蔵くんは走り去ってしまった。



その後、着替え、みんなで食堂へ向かった。

美味しい朝ごはんを食べながら、は組のみんなとお話をする。

私「そういえば、きり丸くん、この間お花ありがとう！私の部屋とか、雑渡さんの部屋に飾ったよ〜」

き「え！雑渡さん・・・じゃなかった。雑渡先生の部屋に花？！」

私「うん、喜んでた〜」

し・乱「・・・ちょっと想像できないね」





美味しい朝ごはんを食べ終えたら、いよいよ、忍たまとしての授業が始まる。
教室へ行くと、みんな各々の席につく。

私の席はどこだろう。

庄「Aさんの席は、喜三太と兵太夫の間です。どうぞこちらへ。」

そう言って、庄左衛門くんが案内してくれた。

私「よろしくね」

喜「よろしく〜Aさん、ナメクジさんは好き？」

私「ナメクジさんか〜、見るのは好きだよ」

喜「はにゃ〜、あとで僕のナメクジさん紹介するね！」

兵「Aさん、カラクリは好きですか？」

私「うん、どんなカラクリがあるの？」

兵「授業が終わったら、僕と三次郎の部屋にきてください！新しいカラクリがあるんです！」

私「じゃあ、お邪魔します」


お隣の喜三太くんと兵太夫くんとお話をしていると、土井先生がやってきた。

土「今日からAさんが授業にさんかする！わからないことも多いと思うから、教えてあげるように！」

１は「は〜い！！」

土「Aさん、わからないことがあったら、いつでも私を尋ねてください。」

土井先生は優しい笑顔でそう言ってくれた。

私「ありがとうございます！」


し「ねぇねぇ、土井先生ってAさんのこと・・・」
乱「うん、多分」
き「俺もそう思う」



土「さぁ、授業を始めるぞ！」


土井先生の授業は、初めて忍術を学ぶ私にも分かりやすく、とても面白かった。



次はいよいよ雑渡さんの実技の授業だ！！！

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