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翌日。
朝から雨が降っていた為、学校まで親に送って貰った。
｢行ってらっしゃい」
『うん、終わったら連絡する』
分かった、と返事をして車は去って行った。
そこでふと気付く。
常に送って貰う時はゾムに連絡をいてれいた。
毎日迎えに来てくれる彼に申し訳なくて来る前には毎回入れていたのだが今日は完全に忘れていた。
やばい、早く送らなければ。
慌ててスマホを取りだし、某メッセージアプリを開く。
彼とのトークは昨日寝落ち通話した履歴が残っていた。
メッセージを打とうとした瞬間、後ろから誰かに抱きしめられる。
爽やかなフローラルの香りが漂い抱き着いているのはゾムだと分かる。
拗ねている気配を察し、謝る。
｢別に怒ってへんよ？､､､､､､ああでもうるさいヤツは消したもうた」
『うるさいヤツ？』
｢おん。Aの家の前で待っとったら女の人が帰ってきてん。Aどこにいるか聞いたら不審者やらストーカーやら好き勝手言うけん殴ってしもた」
『それって_』
私のお母さんじゃ､､､と言いかけて辞めた。
ゾムだって好きで殺したわけじゃないのだ。
自分がストーカーとかいわれたから苛立ってそう言ってしまっただけ。
自分に言い聞かせるように頷き、落ち着かせるように彼の頭を撫でる。
私に怒られると思っていたのかきょとんとした顔でこちらを見るゾム。
なんとなく可愛く見えて笑ってしまった。
｢怒ってへんの？」
『好きでやった訳じゃないんでしょ？』
｢､､､おん」
ならいい。
私だってもしかしたらそうするかもしれないし。
ゾムはそう言うと嬉しそうに笑って私に再び抱きついた。
今度は正面から。
｢A、大好きやで」
『私も』
私は知らなかった。
数日後彼と一緒に少年院に入ることに。
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かな(プロフ) - みかん畑さん» ありがとうございます！皆様本当に素晴らしい作品をお作りになりますよね！私も実は楽しみにしてます (2022年7月14日 7時) (
レス) id: 849b27ce88 (このIDを非表示/違反報告)
みかん畑 - コメント失礼します！作品が凄く好きで見るたびに私はニヤニヤしてます！ (2022年7月13日 23時) (レス) @page10 id: b9db204dbc (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 宮 村 。さん» ありがとうございます！！後の参加者様はもっともっと素晴らしい作品をお書きになるので是非最後まで見てくださると嬉しいです！ (2022年7月10日 10時) (レス) id: 849b27ce88 (このIDを非表示/違反報告)
宮 村 。(プロフ) - 初コメ失礼致します!! もう好きすぎてやばい作品です(( (2022年7月9日 23時) (レス) @page4 id: e0cd2bb1c0 (このIDを非表示/違反報告)
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