死を繰り返した私は愛し子として五回目の人生を歩む。

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一回目は、十代前半で死んだ。原因は判っていないが持病とか交通事故とかその辺だろう。
二回目も、十代前半で死んだ。剣と魔法の世界の聖女として転生出来たのだが、魔力濃度の高い聖女は魔力量=寿命となってしまうため、人族であった私はそれ位が寿命だったようだ。
三回目は、十六歳で死んだ。馬車で舞踏会に行く途中で盗賊に襲われたそうだ。
四回目は、王立エステルヴァ学院に入学してきた聖女に嫌がらせを繰り返したと濡れ衣を着せられ、王命の下処刑されてしまう。私は、丁度十八歳の誕生日を迎えるところだった。

そして五回目を迎えた私は、魔力鑑定の途中で全ての記憶が蘇ってしまい、四回目に転生した世界が乙女ゲームの世界だった事も思い出す。

今回こそは二十歳まで生きてやる！私は決意を新たに、逆ハーレムに手を出す事もなく平和に生きると決めた。

なのに、私がまさかの精霊の愛し子！？すみません荷が重すぎるので辞退しても宜しくて？

＊気軽にサクッと読んで下さい。
＊序盤は説明口調。
＊愛し子要素は一歩遅れて登場。執筆状態：連載中