検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:32,405 hit

第六話 ページ8

陸「実は、あいつ一昨年の誕生日(11/3)までは、一応親の所にいたんだ。」

皆「え?そうなのか。じゃあ、一昨年捨てられたってことだよな。」

陸「あぁ。あ、普通の人々って知ってる?」

皆「もちろん。エスパーを嫌う奴らだからな。」

陸「実は、あいつの親、普通の人々の幹部なんだ。」

皆「え?」

紫穂「嘘!?それじゃ…Aは」

陸「あぁ、ずっと虐待を受けてきた。というか、あいつにとって一昨年までは、虐待しかないんだ。そして、散々虐待され続けて、一昨年、ついに捨てられた。」

薫「え?じゃあ、Aが何も出来ないのは、出来ないんじゃなくて、したことがない?」

陸「あいつは、今までストローで液体タイプの食事をしてたから。まともな食事は、一度も…。俺と一昨年出会ってからは、ウインナーとか、食べてたから。お風呂は、あいつ身長低いから、一緒に抱いて入ってたから。寝る時は、俺が壁に持たれてあいつを抱いてたし。」

皆「そっか。じゃあ、今まで大変だったね。ちなみに、陸は?陸の過去は?」

陸「僕は、あいつほどひどくなかったけど、三歳までは、あいつと変わらないです。それからは、捨てられてずっと、今日あった所にいました。」

皆「そっか。分かった。じゃあ、部屋へ行って、そろそろ寝ようか。もう10時だ。陸とAは、三人の隣の部屋だよ。なんかあったら、僕に言えよ。三人でも良いけど。」

陸「ひょっとしたら、なんかの拍子にAが怯えるかも。過去がこんな感じだったから。」

皆「そうだね。気をつけないと。」

陸「じゃあ、僕達は部屋に戻ります。」

皆「あぁ、おやすみ。」

陸「おやすみなさい。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

第七話→←第五話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.1/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
40人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

かな(プロフ) - ☆愛華☆さん» ありがとうございます!更新頑張りますね〜 (2016年4月1日 3時) (レス) id: 912813065d (このIDを非表示/違反報告)
☆愛華☆ - 面白いです!更新、楽しみにしてます! (2016年3月31日 22時) (レス) id: 96e361b9d8 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - スピカさん» ありがとうございます!!更新頑張りますね! (2016年1月11日 9時) (レス) id: 912813065d (このIDを非表示/違反報告)
スピカ - 凄く良かったです!!更新頑張って下さい!応援してま〜す♪ (2016年1月9日 1時) (携帯から) (レス) id: 3f8244a9f4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:かな | 作成日時:2014年12月8日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。