「絶対可憐チルドレン」闇の中の私に光りをくれた彼ら

第二十八話 ページ31

澪「ん…出来た。」


あ「…澪お姉ちゃんありがと」


澪がAに使ったヘアアレンジは、ハーフアップの後ろが薔薇の形になっている結い方です。


澪「…別に。」


薫「澪くくるの上手いなっ！」


澪「普通よ普通。」


あ「澪お姉ちゃん、またくくってね！」


澪「…いいよ。」


東野「こっちは、ちさとと俺の両親からの許可でたぞ〜」


紫穂「よくうまくいったわね。なんていったの？」


東野「俺とちさとの友達の家で合宿するって言ったら、すぐ許可でた。学校にさえ行ってくれればいいだとよ。」


紫穂「分かったわ。」


あ「…皆本…終わった…本部…行く。」


皆本「了解。あ、でもテレポートで行くのか？だとしたら誰が誰をテレポートさせるか考えないとな〜」


陸「なら、葵さんはチルドレンの皆さんと皆本さんを。僕は東野先輩を。Aが花井先輩と澪さんを連れて行くでいい？」


全「いいよ。」


〜バベル本部〜


シュパッ


陸「局長、花井先輩と東野先輩をつれて来ました。作戦は出来てます。」


局長「わかった。では、兵部を探しだし相手を捕まえて来てくれたまえ。我々で保護しよう。」


皆本「分かりました。チルドレン、陸、A、着替えてくれ。」


陸「花井先輩と東野先輩も着替えてください。」


あ「澪お姉ちゃんも着替えよ？」


澪「ん…分かった」


ヒュパッ


皆本「終わったな。特務エスパーザ・チルドレン＆天王寺陸斗＆桜野A解禁！」


皆本「はい。君達もこれをつけてくれ。リミッターだ。」


澪「少佐の為に仕方ないからつけてあげる…」


ちさと「分かりました。」


皆本「皆、出動だ！」


陸「では、僕が澪さんから情報を収集して現場までテレポートします」


皆本「あぁ、任せた！」


ヒュパッ


葵「ここは…？」


澪「ここは、私達のアジトがあるところ。で、敵が向かったのは、あっち！」


あ「待って。A…兵部…分かった。…案内する」


そういうと、Aは北へ向かい始めた


皆本「あぁ、頼む！」


こうしてAを先頭に皆は北へ向かった。
数十分程飛び続け兵部と少女3人が戦っているのが見えた。
この時の3人が後にザ・チルドレンの後輩として特務エスパーになるとは、誰も知らなかった。

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