少女、7話目_夢の中で_ ページ8
Aside
夢の中。小学校の屋上で小6の自分といじめっ子の××××ちゃんとその取り巻きがいた
××「へぇ?あんたまたそんな格好してるの?可愛いと思ってんの?」
僕は自分が嫌い。けれど人間は愛してる
だから彼女、昔の僕はこういうだろう
A『僕は自分が嫌い。けれど僕はあなた達を愛してますよ』
笑顔で昔の僕は言った。
その言葉が彼女達のカンに触ったようで___
××「おい!こいつ気持ち悪い!トイレの水もってこい!先生に見つからねぇようにな!」
彼女の父は財閥をしている。こういうことをしていたら幻滅され家庭的に厳しくなるだろう。
まぁ愛していると言っても僕は感情を見たいから切り捨ててもいいんだけどね。
××「なぁ?お前目に瞳が入ってなくて気持ちわりぃなぁ?ここは屋上だ。けど、お前はここから飛び降りても死なねぇだろ?てか飛び降りれるだろ?あたし達人間からのお願いならなぁ?」
そう、彼女はつまり僕に死ねと言っているのだ。
僕はフェンスを乗り越えギリギリのところで立って振り向いてこう言う。
A「だったらさ君が僕を突き落としてよ。大丈夫大丈夫。僕が死んでも悲しむのは僕の身内だけ。君らは涙の一つも出さないだろ?え?人殺しにされる?それも大丈夫。今僕を突き落としてから五分後にチャイムがなる。アリバイは作れるからね。」
そう言うと彼女はニヤリと笑って近づいてきた
××「そういうことならさっさとつき落とせばよかったわ〜じゃあお構いなく__」
彼女は一旦手を止めた。なんせ殺されるはずの僕がとてつもない笑顔で笑っているからだ
A「化物と人間のどちらかに殺されたいなぁと思ってたけどそれが実現するなんて!僕は幸せ者!さぁ早く突き落としてよ!さぁさぁ」
僕は興奮気味で言う。彼女は殺されるというのになんで笑顔ができるんだ?なんで怯え、恐れる顔ができないのか
いじめてる時も1度も笑顔を絶やさない。
そんな僕を気味悪がっていた。
××「そんなに突き落とされたいのね……いいわよ!殺してやる!」
トンッ
彼女は僕を突き落とした。けれど僕はまだ死ねない。今頃彼女は泣いているだろう
……?……!?体がうまく動けない。
そうか。僕の体に毒でも盛ったのか
このまま落ちて死ぬんだなぁ。
そ……か……は死……だなぁ
目を閉じそのまま落ちていく足になにかぶつかったけど死の覚悟を決めている。
ドンッ
頭がなにかに殴られた衝撃が響き、そして意識がとんだ______
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甘楽 - おもしろいよー!! (2017年7月31日 11時) (レス) id: d8a3d7cb5b (このIDを非表示/違反報告)
授業中に眠り隊長(プロフ) - 制作中と言いながらもスヤァ…する矛盾wwww (2016年7月10日 5時) (レス) id: 90f7912440 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏奈 | 作成日時:2016年3月22日 15時