人間観察少女 (ページ2)

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少女、１話目ページ2

Aside

今日から学校……めんどくさいなぁ
僕、折原Aはそうつぶやいて歩く
今日から学校に行かなければならない、とてもめんどくさい
けど僕は＿＿
突如甲高く甘ったるい声がした

女子達「きゃー！あのー？サインくださーい！」

誰のことだろうと後ろを振り向くと銀髪の男の周りに女子がわんさかわんさか
しかもその男は眉間にシワが。
あの男子困ってるなぁ、助けてあげたいけど面白いしなぁ♪と、考えていたら前に肩ぐらいまでの女子がいた。しかも、

A「僕と同じ制服を着てるじゃないか♪話しかけようっと」

やぁ、と話しかけると女の子は肩を震わせこちらを見た

？「あ、あの、なんでしょうか？」

あちらの女子とは正反対で声が小さく甘ったるい声じゃない
しかも慣れているようだ
この子はひょっとして、噂の

A「君って吉原あんず、ちゃんだよね？プロデュース科の唯一の女の子。僕今日から転校するんだ♪よろしくね！」

可愛らしい声ではい！私吉原あんずと申します！こちらこそよろしくです！って……僕を萌え殺す気なのか。はたして天然なのか

A「とりあえず行こうか！職員室の場所わかんないし案内してくれるかな？あんずちゃん？」

あんず「はい！勿論です！早く学校に行きましょうか！」

あんずちゃんは了承してくれたみたいだ。よかった……
男まみれの中に女の子が一人っていてたあんずちゃんを観察したいしね♪