男ぽい主人公樹『気が付いたら、』もう一人の主人公未来『私達は、』 ……………………『『ポケモンの世界にいました。』』 (ページ39)

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第三十一話ページ39

イ『んーーー…』
ミ『ふわぁ…今何時？』
時計を見ると、四時半である。
ポケモンたちはねていて、日はまだ昇っていなかった。
イ『ミクはまだ眠いんだろ？俺は特訓でもしてるよ。』
ミ『わかった…』
ミクはまた寝た。
イツキはジャージ姿から短パンと半袖姿になり、ポケモンセンターの庭にある所で格闘技の練習をする。
その特訓をやって、約一時間。
部屋に戻ってシャワーを浴び、部屋にあるキッチンへ向かう。
カバンから昨日拾ったマフィン、ポフィン、のレシピを出す。
薄い水色のエプロンを着て、
イ『よし、やるか。』
マフィン、ポフィン作りが始まった。

レ【…いい匂い。】
レイは甘い匂いにつられて起きる。
擬人化してキッチンに行くと、出来上がったであろうポフィンと、マフィンを電子レンジからだしたイツキの姿があった。
イ『レイ、おはよう』
レ[おはよー。…！？これ、イツキが作ったの！？]
イ『おう。ポフィンは初めて作ったんだが…食べてみてくれないか？』
レ[うん。(ﾊﾟｸｯ…………おいしい！]
イツキの作ったポフィンはおいしいらしく、レイの目にはきらきらと輝き出す。
イツキは嬉しそうに、照れくさそうに笑う。
レ[お嫁さんにいけるよ、これ！]
イ『なっ！？／／／そ、そんなことない！！／／／』
レ[イツキがデレた！]
イツキは顔を真っ赤に染まり、レイはそんなイツキをニヤニヤと笑った。

__余談__
あの後、ミク達が起きてきた。その手には二つのプレミアボールを持っていた。
ミ『んんー、良い香り～♪』
イ『おはよー、昨日拾ったレシピで作ってみたんだ。ん？それなんだ？』
イツキは、ミクの持ってるボールを指差した。
ミ『覚えてないの？昨日の夢のなかでの話。』
イ『あぁー思い出した！て言うことは……』
ミ『私達のポケモンだよ。こっちがイツキのだね。はいどーぞ♪』
イ『おう、サンキュー。あ、この事は、皆には後で説明しようか。』
ミ『そうだね。てことで、いただきー♪』
イ『お、おぉ。』
ﾓｸﾞﾓｸﾞミ『うま～♪天才じゃん！』
イ『おーありがとー。じゃあ、食べ終わったらジム行こーぜ。』
ミ『ん。』